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小学6年生として「20世紀最後の日」をループするゲーム『完璧な一日』Steam版が35%オフの1495円で買えるセールが開催

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パブリッシャーのPerfect Day Studioは2月7日、中国を舞台に20世紀最後の日をループするアドベンチャーゲーム『完璧な一日』のセールをSteamにて開始した。

価格は通常2300円のところ、35%オフの1495円で販売される。セール期間は2月16日までとなる。

また、Nintendo Switch版は2月20日まで15%オフの2507円で購入できるセールが実施。本作は日本語テキストに対応している。

『完璧な一日』は、小学6年生の主人公・陳亮として20世紀最後の日をループして過ごすアドベンチャーゲームだ。作中では「20世紀最後の日」を繰り返しながら、クラスメイトの女の子に贈りそびれたクリスマスカードを渡すこと、家族・友人・クラスメイトなどが抱える悩みの解決、90年代らしい娯楽の解決などに挑んでいくこととなる。

手書き風のグラフィックを採用しており、淡い色彩が少しレイドバックした舞台設定の雰囲気を強調している。作中の会話や描写なども当時の文化を強く反映しているため、中国と欧米文化の融合が加速した「中国におけるレトロ」を存分に味わえそうだ。

ゲームプレイは1日の行動を自由に構築できる仕様となっており、プレイヤー及び主人久が感じた後悔などを払拭すべく、謎解きのように異なるスケジュールで新たなループに挑戦することができる。

作中では4つのメインストーリーラインが用意され、ループを繰り替えすことでそれぞれの物語が交錯していく。Steamストアページによると本作はアルゼンチン出身の作家であるホルヘ・ルイス・ボルヘスの影響を受けており、リアリティと非現実的な要素が淡々と同居した要素も組み込まれている。

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(画像はSteam:完璧な一日より)

登場人物としては「大人の事情」で主人公へのアタリが強いお父さんや悩みを抱えたクラスメイト、主人公の異変に気付く隣人のおばあさん、宇宙人を名乗るホームレスなど、個性豊かなキャラクターが多数登場する。

彼らが抱える秘密や、交流を通して描かれる親友の成長や苦悩、思春期の恋煩いといった要素が物語の見どころの一つになっているようだ。

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(画像はSteam:完璧な一日より)

くわえて、本作では「チビ四駆」「パミコン」「ゲームコーナー」など、ミニゲームとして90年代中国で流行したおもちゃや遊びを体験できる。

強力な「チビ四駆」を組み立てて様々なコースに挑戦をしたり、ゲームのランキングに名を連ねたりと、ミニゲーム要素も充実している。

なお、本作は国内向けにNintendo Switch版、PS4/PS5版、Xbox One/Xbox Series X|S版などが展開されている。

Steamストアページでは体験版も配信されているため、興味がある読者はぜひ本作をプレイしてみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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