いま読まれている記事

あの『DOOM』が芝刈り機でプレイできる。ハスクバーナ社のロボット芝刈り機で『DOOM』をプレイできるようになる謎のアップデートが発表。残念ながら日本は対象外

article-thumbnail-240225a

農林・造園機器を主に販売するスウェーデンの会社「ハスクバーナ」は、同社が展開するロボット芝刈り機「Automower」について、FPS『DOOM』がプレイできるようになるアップデートを告知した。

告知トレーラーには、『DOOM』シリーズ開発のid Softwareと、現在シリーズ作品の販売を行うベセスダ・ソフトワークスのロゴがあり、公式公認のアップデートとなる模様。

初代『DOOM』は、1993年にMS-DOS版として発売されたFPS。今に至るまで続く『DOOM』シリーズ第一作である本作は、FPSというジャンルを確立したと言える、歴史的作品である。

※関数電卓で『DOOM』をプレイする動画

この初代『DOOM』は、PCはもちろん様々なハードウェアに移植されたほか、Linux版のソースコードが公開されていることもあり、ファン達の手によって電卓やデジタルカメラ、AppleのiPodやATMなど、ありとあらゆる物に移植されてきた独特な文化がある。

今回『DOOM』の移植が行われるのは、ハスクバーナ社が販売するロボット芝刈り機Automowerシリーズの「NERA」モデル。「『DOOM』があなたの裏庭に帰ってくる」というメッセージから始まるトレーラーによれば、製品に搭載された液晶パネルにゲーム画面を表示し、本来ならば芝刈り機のメニュー操作に使うコントロールノブなどを使用してゲームをプレイするようだ。

「One hell of an update(とんでもないアップデート)」と同社が呼ぶ今回のアップデートは、2023年にスウェーデンにて開催されたゲームイベント「DreamHack Winter 2023」内で「DOOM x Husqvarna」として発表し、そこでの反響を受けて行われるもの。

芝刈り機でプレイするには事前登録が必要。また、プレイできるのは2024年4月9日から9月9日までの期間限定となっている。その後はソフトウェアアップデートにより『DOOM』は削除されるとのこと。

なお、公式サイトの告知ページによれば、大変残念なことに日本は配信対象外のようだ。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月28日06時~2024年4月28日07時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ