アトラスは3月1日、完全新作RPG『メタファー:リファンタジオ』のSteamストア、Xboxストア、PSストアの商品ページを公開した。
本作は2024年の秋に各プラットフォーム同時に発売する予定だ。
『メタファー:リファンタジオ』について、各機種のストアページを公開しました。
— 『メタファー:リファンタジオ』公式 (@stud_zero) March 1, 2024
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Xbox Store⇒ https://t.co/gIB2QFN4pi
PlayStation Store⇒https://t.co/o0sO7emzxa
Steam⇒https://t.co/LueCWSCCqF#メタファー #Metaphor
『メタファー:リファンタジオ』は『ペルソナ』シリーズを手掛けたアトラスが“集大成”として展開する記念作品のRPGだ。開発は『ペルソナ3』から『ペルソナ5』までのスタッフが手掛け、ディレクターを橋野桂氏が担当する。
また、キャラクターデザインとして副島成記氏、サウンドでは目黒将司氏が開発に参加する。さらにはコンセプトアーティストとして『NieR:Automata』の開発に携わる幸田和磨が携わり、作中に登場する「鎧戦車」のデザインは山下いくと氏が手掛けている。字義どおりの豪華布陣で開発される作品と言えるだろう。
物語の舞台は格差と差別に引き裂かれ“美徳なき国”へと堕落しつつある「ユークロニア連合王国」。プレイヤーは差別にさらされる少数民族「エルダ族」の少年となり、「幼馴染の王子にかけられた死の呪い」を解く旅をすることとなる。
呪いの解呪方法は「呪いをかけた術者の命を奪うこと」とされており、この条件を達成することが旅の目的のひとつとなる。
また、物語の冒頭ではユークロニア王国の王子、国王とが暗殺され、葬儀にて「選挙を課す魔法」が発動する。
魔法は「国民の信託を最も集めし者が、次なる王となる資格を得るものとする」という効力を持っている。「解呪」と共に「次なる王を選ぶ」競争も作中の重要な要素となるだろう。
なお、主人公や作中に登場する仲間たちは「アーキタイプ」と呼ばれる力を覚醒した者たちで、「アーキタイプ」は自らの不安や恐れに向き合うことで覚醒する能力であるという。
スクリーンショットを参照するとそれぞれのパーティーメンバーが「アーキタイプ」であると思われるクリーチャーを有していることが伺える。
くわえて、「ニンゲン」と呼ばれる強力なクリーチャーの存在や、仲間との交流も描かれること、作中には8つの種族が登場し種族間の差別や対立が存在することなども明かされている。
こういった情報から本作は「王道ファンタジー」の設定やモチーフを駆使しつつ、『3』以降の『ペルソナ』シリーズに見られた同時代性や新規性を有した作品として期待できそうだ。
各種ストアページにも設定やゲームプレイの概要が掲載されているため、興味がある読者はチェックしよう。