3月6日、株式会社カプコン(以下、カプコン)は、2025年度からの新卒社員の初任給を現行の月23.5万円から月30万円に引き上げることを決定した。この給与引き上げは大学院卒から専門学校卒まで一律実施され、時間外勤務手当、通勤手当は別途支給されるという。
発表された内容によると、これまでもカプコンは人事関連組織の再編や、全ての正社員を対象にした「平均基本年収の30%増額」や、「業績連動性を高めた賞与制度の導入」、「従業員向け株式報酬制度の導入」といった取り組みを実施してきた。今後も初任給を引き上げることで、より優秀な人材の獲得を狙う模様だ。
また、初任給引き上げの決定に合わせて全ての正社員においても特別一時金が支給され、2024年度には平均で5%を超える昇給が予定されている。
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— CAPCOM公式 (@capcom_official) March 6, 2024
Day1 2024年3月8日(金)AM8:00配信
Day2 2024年3月12日(火)AM7:00配信
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なお、カプコンはゲームタイトルの最新情報を発信する配信イベント「カプコンハイライツ」を3月8日午前8時と3月12日午前7時の2日に分けて配信する予定だ。
初日の配信では3月22日に発売が迫る『ドラゴンズドグマ2』や、公式SNSアカウントが開設された和風アクションRPG『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』の情報が発表される予定となっている。
以下、プレスリリース全文。
新卒初任給引き上げのお知らせ
株式会社カプコンは、2025年度から新卒社員の初任給を現行の23.5万円/月から30万円/月に引き上げることを決定いたしましたので、お知らせいたします。
※大学院卒~専門学校卒まで一律
※時間外勤務手当、通勤手当は別途支給
当社は持続的な企業価値向上のため、「世界最高品質のゲームを生み出す開発力・技術力」の強化に重点をおいております。当社グループの最優先課題の一つである人材投資戦略を推進すべく、2022年以降、「人事関連組織の再編・最高人事責任者(CHO)の新設」や、当社全正社員を対象に「平均基本年収の30%増額」、「業績連動性を高めた賞与制度の導入」、「従業員向け株式報酬制度の導入」等の取組を行ってまいりました。
今回、初任給を引き上げることで、優秀な人材を獲得し、人的資本への投資をさらに推し進めてまいります。
また、初任給引き上げの決定に合わせて、現在在籍している当社正社員(2024年度新入社員含む)においても、将来を支える人材への投資として、特別一時金を支給いたします。加えて、2024年度は平均5%を超える昇給を予定しております。
当社は、「遊文化をクリエイトする感性開発企業」の経営理念のもと、社会の共通課題の解決に積極的に取り組み、従業員を含むステークホルダーの皆様との信頼関係の構築および企業価値の向上に努めてまいります。