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『遊星からの物体X episode II』のリマスター版『The Thing: Remastered』が発表。名作映画の後日譚を描くPS2向けに発売されたサバイバルホラーゲームがリマスター。”疑心暗鬼になる”独自システムが特徴

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Nightdive Studiosは、サバイバルホラーゲーム『遊星からの物体X episode II』のリマスター版『The Thing: Remastered』を発表した。

発売時期は不明。対象プラットフォームはPC(Steam、GOG.com)。

『The Thing: Remastered』は、2002年(日本では2003年)にPC、PS2、Xbox向けに発売されたゲーム『遊星からの物体X episode II』のリマスター版。4K解像度、144FPSに対応、ライティング、テクスチャなどもリマスターされている。

オリジナル版『遊星からの物体X episode II』は、ジョン・カーペンター監督による1982年のSFホラー映画『遊星からの物体X』のアフターストーリーが描かれている三人称視点のサバイバルホラーゲーム。なお射撃するときは一人称視点に切り替えることも可能だ。

舞台は映画の3か月後。連絡が取れなくなったアメリカとノルウェーの南極基地を調査するため、アメリカ陸軍特殊部隊が派遣される。人間と瓜二つになる擬態化能力を持つ地球外生命体によって壊滅させられたことがわかり、さらなる調査を続ける。しかしほどなくしてチームに不信感が蔓延し、味方は人間なのかエイリアンなのか疑心暗鬼に陥るのだった。

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(画像はYouTubeより
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(画像はYouTubeより
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(画像はYouTubeより
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(画像はYouTubeより

ゲームは恐怖度や信頼度といったパラメーターや、衛生兵、エンジニアといった役割分担された仲間と協力する独自のシステムが特徴だ。たとえば主人公に対する信頼度が低いと、仲間が命令を聞かなくなったり、主人公をエイリアンと認識して攻撃を仕掛けてくる。

シナリオにおいても映画の伏線を回収したり、意外性のある展開で好評を博しており、今回のリマスターは嬉しい発表といえるだろう。

サバイバルホラーゲーム『遊星からの物体X episode II』のリマスター版『The Thing: Remastered』の発売時期は不明。Steamストアページもオープンしているので、ウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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