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『フォートナイト』iOS版が2025年後半に再リリース決定。参議院での新法「スマホソフトウェア競争促進法」可決・成立を受けてEpic Gamesストアアプリも展開予定

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Epic Gamesは日本時間6月12日(水)、日本の参議院本会議で「スマホソフトウェア競争促進法」が可決・成立したことを受けて、新法が施行される2025年後半にiOS版『フォートナイト』および「Epic Gamesストア」アプリを再リリースすると発表した。

公正取引委員会の発表によると、12日に参議院で可決・成立した「スマホソフトウェア競争促進法」は、モバイルOSやアプリストア、ブラウザ・検索エンジンなどスマートフォンの利用において特に必要とされる“特定ソフトウェア”の提供事業者を指定し、いくつかの禁止事項と遵守事項、および違反への措置などを定める法律である。

禁止事項・遵守事項には「他の事業者がアプリストアを提供することを妨げてはならない」、「他の課金システムを利用することを妨げてはならない」など計6つの項目を定義。違反した事業者には売上の20%を支払わせるものとしており、2025年後半ごろからの施行に向けて具体的な整備を進めていくようだ。

iOSを提供するApple社とEpic Gamesの間では2020年から、売り上げの30%を徴収するApp Storeの利益配分率に関する対立が起こっており、のちに係争まで発展した。

米国では2024年1月に連邦最高裁判所が両社から送られた独占禁止法(反トラスト法)に関連する審理の請求を拒否しており、実質的にEpic Games側が敗訴した状態となっていた。

 

また、Epic GamesはGoogleに対しても同様の議論と訴訟を提起していたが、こちらは連邦最高裁判所での陪審員裁判を経て、2023年12月にEpic Games側の勝訴とGoogle側による上訴の方針が伝えられている。

Epic Games、Googleとの独占禁止法訴訟で勝訴。『フォートナイト』のアプリ内課金を発端とする、“30%の手数料”を巡る争い。Google側は控訴する姿勢を表明

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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