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マップの広さ脅威の300km²に及ぶド級のサンドボックスMMO『Pax Dei』6月18日20時頃に発売、ディズニーランド約590個分。プレイヤー同士で村や城を建築可能。ダンジョンでの冒険や生活を楽しめる

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6月18日、広大なフィールド「ハートランド」を舞台にしたサンドボックスMMORPG『Pax Dei(パックスデイ)』がPC(Steam)に向けて20時頃にリリースされる予定だ。現時点で日本語に対応はしていないが、記事執筆時点でSteamコミュニティのフォロワー数は7万7460人、公式Discordのメンバーは1万7000人を超える人気を見せている。

本作は過去にアルファテストも配信され、ユーザーからは「MMO史上最高のグラフィック」と称された。プレイヤーは自身のキャラクターを作成し、フィールドに落ちている木の枝や石などの素材を獲得して採取用の道具や家具、建材などを作成できる。

Steamストアページによると、本作は中世の伝説に影響を受けて神話や幽霊、魔法などが存在する世界「ハートランド」を舞台にしたサンドボックスMMOだ。プレイヤーはそれぞれ6名までパーティを組むことが可能で、ディズニーランド約590個分にもなる300km²におよぶ5つの州から安住の地を選択できる。

作中に存在するアイテムはNPCではなく、全てプレイヤーが制作する。衣服や壁、食糧、武器や防具なども自らの手で制作することになる。なお、それぞれのキャラクターにはスキルレベルが設定されており、何らかの作業を繰り返しおこなうことでこのレベルは上昇する。レベルが上がると、より高度なアイテムを制作する際の成功率が上昇する。

数百に及ぶアイテムとスキル、数十種類の建築パーツを駆使して夢のマイホームを建築したり、クランを結成してほかの組織と対立したり、ダンジョンを攻略したり、本作で遊べる要素は非常に豊富だ。

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(画像は HAPPY FATHERS DAY DADDY’S ☠️ SUNDAY INSPIRATION DAY ☠️ !VANLIFE ☠️ @DANNEHTVより)

また、6月18日(火)深夜にTwitchにて放送されたDannehTVでは、本作のディレクターとデザインディレクターも参加するディスカッションが送られる生放送も配信された。ここでは、今後『Pax Dei』で追加されるシステムなどが記されたロードマップが公開されている。

主な内容としては、生活要素として建築クラフトのバランス調整、建築セットの拡張、家具、農業(プランター)の追加、レシピ確認システムの追加。冒険要素として、新たな魔法と敵、戦闘システムの向上や天候などが追加される予定だ。さらに、市場に設置できる屋台、騎士や兵士などのロール、祭壇と奇跡、フレンドリストの追加。UE 5.4へのアップデート、ボイスチャットなども挙げられる。

本作の早期アクセス期間は6月18日(火)から2025年6月まで約1年続く予定で、早期アクセス後の最初のコンテンツアップデートでは、ブドウのつるが飾られた新たな壁といった建築パーツの追加や、特定のエリアをラベル付けする機能などが実装される。

現在のPvPシステムはテスト段階にあり、今後は大幅に変更される予定で、継続して優先事項として修正する部分であることが告知されている。また、本作はMMOではあるが、ダンジョンでのグループ戦闘からソロプレイヤーが森で狩りを行う部分もサポートすることが明言されている。

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(画像は『Pax Dei』の公式サイトより)

なお、『Pax Dei』の早期アクセス版は公式サイトにてSteam版と公式ランチャー版が先行販売されている。3つのコースにわかれており、一番安価なコースは39.99€(約6800円)の「Journeyman」だ。続いて、59.99€(約1万円)の「Artisan」、最高額の99.99€(約1万7000円)の「Master」となっている。それぞれのコースで、作成できるキャラクターの数や設置できる土地の数などが増減する。

Steam版がリリースされた際の販売形式や価格がどのようになるかは記事執筆時点では不明なので、詳細が知りたい方は発売後を待とう。

『Pax Dei』は6月18日(火)の20時頃にSteamと公式サイトにて配信される予定だ。本作の内容については公式Discordにてさまざまなディスカッションが行われており、今後もユーザーと意見を交わしつつ完成へ向けて制作に着手するようだ。なお、本作は現時点で日本語には対応していないが、今後、ローカライズの枠を増やす予定であると告知されている。

多くのデベロッパーは、Steamのウィッシュリストやディスコードでのディスカッションの反応を見てローカライズの対応を決定するので、本作が気になった方はぜひウィッシュリストに追加してみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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