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『指輪物語』のドワーフとなり、モリアの坑道の奪還を目指すサバイバルRPG『ロード・オブ・ザ・リング:リターン トゥ モリア』のSteam版とXbox版が配信。Steam版は9月11日まで20%オフの2240円で購入できる

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8月27日(火)、J・R・R・トールキン氏が手がける長編小説『指輪物語』に登場する種族である“ドワーフ”となり、彼らの拓いたモリアの坑道を奪還するために冒険を繰り広げるサバイバルRPG『The Lord of the Rings: Return to Moria(ロード・オブ・ザ・リング:リターン トゥ モリア)』のPC(Steam)版とXbox Series X/S版が配信された。

本作は、2023年10月にEpic Games Storeに向けて発売されたタイトルだ。その後、2024年5月にはPS5版も発売された。プレイヤーは狂暴なクリーチャーが蔓延るモリアの坑道の奥底に落下し、地上への脱出を目指す。

本作は、前述したとおり長編小説『指輪物語』、もしくは映画版『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の“その後”がわかるエピソードが、1人のドワーフ視点で描かれる。

プレイヤーは、霜ふり山脈のふもとにあるドワーフの故郷「モリアの坑道」を取り戻すべく、ドワーフの長「ギムリ」のもとで働きながら作業を進めていた。ここで紹介するギムリとは、原作の『指輪物語』や映画版『ロード・オブ・ザ・リング』にも主要な登場人物として活躍するドワーフの戦士だ。

映画版では滅び果てたモリアの坑道であったが、ゲームではその坑道を取り戻すエピソードが展開される。冒頭では、『指輪物語』のその後、ドワーフたちがどのように暮らしてきたかをギムリが語る映像が導入シーンとして挟まれる。

ある日、落盤事故に巻き込まれた主人公はモリアの坑道の地下深くに落下し、地上へと生還を目指して危険な坑道を探索する。ゲームのモードは大きく分けて2つあり、『指輪物語』のその後のエピソードを追うキャンペーンモードと、自動生成されるエリアでサバイバルするサンドボックスモードが存在する。

エリアごとに採取できる素材は異なっており、段階的に自身の装備を制作したり、拠点を構築して住居として構え、料理を作って仲間のプレイヤーに振る舞うといったプレイも可能だ。

また、ドワーフは採掘をしている最中やドワーフの石像を前にすると歌ってしまう習性があるようで、複数のドワーフで同時に採掘作業を進めると合唱のようになり愉快な気持ちになれる。

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(画像はEpic Games版『The Lord of the Rings™: Return to Moria』のゲームプレイ映像より)

プレイヤーが操作するドワーフはキャラクターメイキングが可能だ。髪型、顔の造形、目や体型、そして髭を自分好みのものから選択でき、性格や音声、どこから来たドワーフであるのかの出生も選択することが可能だ。

さらに、女性のドワーフでもしっかりと髭を生やせるという原作どおりの仕様なので、ファンのユーザーでも安心してドワーフがキャラメイクできることだろう。なお、マルチプレイをする際は誰かがホストとなる必要があり、最大8人までのオンライン協力プレイが楽しめる。

余談だが、作中では『指輪物語』の主要な登場人物である魔法使い「ガンダルフ」が坑道内部に足跡を残している。原作ファンの方は、ガンダルフがモリアの坑道でどのような冒険を繰り広げていたのか、辿ってみるのも良いだろう。

『The Lord of the Rings: Return to Moria(ロード・オブ・ザ・リング:リターン トゥ モリア)』はPC(Steam、Epic Games)と、PS5、Xbox Series X/S版が配信中だ。Steam版は9月11日(水)まで20%オフのセールも開催中なので、本作が気になった方は、ぜひご利用のストアページを参照してみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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