株式会社ユーキャンと株式会社自由国民社は、2024年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」を発表した。
ゲーム関連として『8番出口』がノミネートされている。
「ユーキャン 新語・流行語大賞」は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰する企画。
いわゆる「流行語大賞」として年末の風物詩になっており、毎年12月初めに発表される。
毎年発刊される書籍『現代用語の基礎知識』に収録されている用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
今回、ゲーム関連として『8番出口』がノミネートされる快挙をはたしている。
『8番出口』は、日本の地下通路を探索する短編ゲーム。2023年11月29日にSteam向けに展開し、異変を発見すると引き返し、異変がなかったと判断した場合は先に進むというわかりやすいコンセプトが好評を博し、評判を呼んだ作品だ。
2024年4月にはNintendo Switch向けに移植され、ダウンロードソフトランキングでは1位を獲得。その後はVR版や、電車が舞台の続編『8番のりば』も発売されている。
今回のノミネートでは、インターネット関連ではオランダにあるアザラシセンターのライブ配信を指す「アザラシ幼稚園」や、「猫ミーム」、こっちのけんと氏の楽曲「はいよろこんで」、アニメ『マッシュル-MASHLE-』で使用された楽曲『Bling-Bang-Bang-Born』、ドラマ『地面師たち』の台詞「もうええでしょう」などがノミネートされている。
ノミネート一覧は以下のとおり。
「ユーキャン 新語・流行語大賞」の受賞結果は12月初めに発表予定だ。