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「ポケカ」アプリ収益が総額約76億円に迫る勢いと海外報道。内訳では、ダウンロード数では全体の5%程度でしかない日本のプレイヤーが、40%を超える収益に貢献しているというデータに

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「ポケモンカードゲーム」のスマートフォンアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket(以下、ポケポケ)』の総売り上げが約5000万ドル、日本円で約76億円に迫る勢いであると、海外のゲームメディアmobilegamer.bizが11月11日に報じた。

同アプリは先週5日の時点で18億円を超える売り上げを達成したと報じられたばかりだが、約1週間で大幅に売り上げが加速したことになる。なお、数値はデータ調査会社Appmagicの推定によるもの。

mobilegamer.bizの記事によれば、『ポケポケ』はリリース1週間で1日当たり300万ドル以上の収益を得ていたとのことだが、直近ではそれが1日当たり400万ドル(約6億1千万円)から550万ドル(約8億4千万円)まで増加しているという。

また記事内では、インストール数全体の5%を占めているに過ぎない日本のプレイヤーが、売り上げ全体のなんと43%もの比率を占めているなど、日本人プレイヤーの著しい課金額の高さについても言及されている。

なお米国のインストール数は全世界トップとなる全体の32%だが、『ポケポケ』収益に占める比率は27%に過ぎないともされているので、日本のプレイヤーがいかに高額の課金を行っているかが分かるだろう。

「ポケカ」アプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket』収益が総額約76億円に迫る勢いと海外報道_001
(画像はPokémon TCG Pocket — AppMagicより)

とはいえ、全てのプレイヤーがアプリ内課金を行うわけではないため、このデータを以て日本人全体の課金意欲が強いことを示すわけではない。mobilegamer.bizでも、「少数の浪費家によってゲームが主導されているのだろう」としている。

『ポケポケ』は人気トレーディングカードゲーム「ポケモンカードゲーム」をスマートフォンアプリ上で遊べることを売りにしたアプリで、リリースされたのは10月30日。日本のみならず海外の多くの国で同時に展開されている。

基本プレイは無料で、課金せずとも毎日カードパックが2つ入手できるなどの手軽さもあって、多くのプレイヤーを集めている。他方、短期間でより多くのカードを入手するためにゲーム内課金を行うプレイヤーも多い。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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