ゆうきまさみによる漫画『機動警察パトレイバー』『新九郎、奔る!』『究極超人あ~る』『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』など、小学館から刊行されている作品のKindle電子版が、全巻50%ポイント還元セールを行っている。
なお、全巻が50%還元の対象ではないものの、『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』など他作品でも一部の巻が大幅還元の対象となっている作品もある。
漫画『機動警察パトレイバー』は、OVA、アニメ、劇場映画など多数のメディアで展開された人気ロボットアクションの“漫画版”だ。展開が複雑なので詳細な説明は割愛させていただくが、ゆうきまさみ自身も発足に関わっている『パトレイバー』メディアミックスの一端を占める物語だ。
『パトレイバー』は大型の歩行機械「レイバー」が発達したSF的な近未来の世界が舞台の物語。作中では、そうした機械を使った「レイバー犯罪」を取り締まるための警察部隊「特車二課」の活躍を描いている。
押井守氏なども製作に携わったアニメ版や映画版は、リアルロボット系のアクションとして人気を集めただけでなく、サスペンスやヒューマンドラマ、コメディ的な側面も持ち、現代でも高い評価を受けている。
ゆうきまさみ氏が現在執筆している最新作『新九郎、奔る!』は、戦国時代の嚆矢とも呼ばれる戦国大名「北条早雲」(伊勢新九郎)を主人公とした歴史漫画だ。
これまで多くの歴史小説などで扱われてきた人物ながら、本作では最新の研究をもとに、これまでのイメージとは異なる“若い”伊勢新九郎を描いていることが大きな特徴だ。
歴史ものらしい壮大なスペクタクル……かと思いきや、室町幕府を頂点とした中世の武家として生きる道を丁寧に描いており、当時の文化・習俗に興味がある方にとっても面白い読み物となっている。一方でお堅い漫画では全くなく、著者らしいコメディタッチの作劇も見どころだ。
価格について、上記で紹介した『機動警察パトレイバー』については全22冊の購入で1万2826円、そのうち6534円分がポイント還元。『新九郎、奔る!』は既刊17冊の購入で1万3101円、そのうち6650円分が還元される。
なお、現在ゆうきまさみ氏以外の作品についても小学館から発行されている書籍のKindle版が、大量に50%のポイント還元セールを行っている。興味があればぜひご自身でも調べてみることをおすすめしたい。