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愛と浪漫と“漫画”の漫画『これ描いて死ね』Kindle版51%ポイント還元セールが開催中。『金剛寺さんは面倒臭い』とよ田みのるが、漫画創作の世界へ飛び込む少女たちを描く“漫画愛”に満ちた物語

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漫画『これ描いて死ね』Kindle電子書籍版について、現在購入金額の51%をポイントで還元するセールが開催されている。既刊6冊を購入すると4939円だが、セール期間中は半額分の2511円分がポイントとして還元される。

本作の作者は、「このマンガがすごい! 2019」でオトコ編2位になった『金剛寺さんは面倒臭い』や、『ラブロマ』などの作品でも知られている、とよ田みのる氏だ。

『これ描いて死ね』では、ひとりの漫画好きの少女と、彼女の仲間たちを主人公に、“漫画創作”をテーマとした物語が描かれている。物語の舞台となるのは、作者のとよ田氏が幼少期に住んでいたという伊豆大島をモデルにした離島だ。

主人公は何年も活動していなかった憧れの漫画家に会うため、本土で行われるコミティア(創作漫画の即売会)へ向かい、そこでの出会いによって自らも「漫画を描く」ことを目指すようになる、というのが物語の大まかなあらすじだ。

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(画像はこれ描いて死ね(1)|Kindleストアページより)
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(画像はこれ描いて死ね(1)|Kindleストアページより)

といってもいきなり「最強の漫画を描くぜ~!」となるわけではない。ものすごく地道に、絵を描くこと、漫画を完成させること、コミティアに出展して自分の本を手に取ってもらうこと、そうした「創作の楽しさ」をひとつひとつを丁寧に追っていく。

もちろん創作には楽しいだけではなく、辛い側面もある。うまく描けなければ悔しいし悲しい、他の誰かと比べたり、面白い話というものが分からなくて苦しくなることもある。けれど自分の描いたものを人が手に取ってくれれば、何にも勝る喜びにもなる。

そうした全てを優しく包み込み、「漫画って素晴らしいものなんだ」という想いを真正面からぶつけてくれるのが『これ描いて死ね』という物語だ。

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(画像はこれ描いて死ね(1)他各巻書影|Kindleストアページより)

主人公と共に漫画執筆に関わる友人たちや、彼女たちを指導する学校の先生など、それぞれの想いを抱えながら漫画創作に打ち込んでいく登場人物たちの姿は、漫画好きな人、あるいは創作に関わる全ての人を勇気づけてくれる。その意味で、本作は全てのクリエイターへ向けられた応援歌とも言えるかもしれない。

本作は現在、Kindle版の購入で50%のポイントが還元されるセールを全巻対象に実施中。既刊6冊の購入で4939円となり、セール期間中は半額分の2511円分がポイントとして還元される。漫画を愛する方、創作を愛する方は、ぜひ一度手に取ってみて頂けると幸いである。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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