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なんのために生まれて、なにをして生きるのか―。“生まれてきた意味”を問う『アンパンマン』新作映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』が6月27日に公開決定

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『それいけ!アンパンマン』シリーズの新作映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』が、6月27日に公開されることが決定した。

新作映画は「ヒーローになりたい!」と願う不思議な少年・チャポンが、自身の“生まれた意味”に答える物語になっているようだ。

“なんのために生まれて、なにをして生きるのか―”。人気アニメ『それいけ!アンパンマン』のオープニングの歌詞として有名なこの一節が、今回発表された新作映画で重要なテーマとなっているようだ。

『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』は、シリーズ36作目となる『それいけ!アンパンマン』アニメシリーズの劇場版だ。良く知られている通り、もともと『アンパンマン』はやなせたかし氏の絵本シリーズを原作とした作品だ。

困っている人は見過ごせず、お腹を空かせた子どもがいれば、「ぼくの顔をお食べよ」と自分の顔を差し出す。わが身を犠牲にしても人を助けようとする「アンパンマン」のヒーロー像は、これまで多くの子どもたちに愛されてきた。

『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』6月27日に公開決定_001
(画像は映画『アンパンマン』最新作が6/27(金)に公開決定!|わくわくコラム|おたのしみ|アンパンマンポータルサイトより)

新作映画は、そうした“誰かを助け笑顔にする”ヒーローであるアンパンマンに憧れる不思議な男の子・チャポンとアンパンマンの物語になっているようだ。チャポンは「ヒーローになりたい!」と願うのだが、ばいきんまんによって自身の衝撃的な出生の秘密を教えられることになる。

『それいけ!アンパンマン』劇場映画では、昨年公開された『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が、シリーズおなじみの敵役であった「ばいきんまん」を主役とした映画であったことで大いに話題になった。

『アンパンマン』歴代映画で最高の興行収益を記録した同作は、子どもたちだけでなく映画ファンを含む大人たちからの評価も高く、夜の時間帯に大人が映画を楽しむための「アンパンマンナイト」が開催されるなど、賑わいを見せていた。

今作がどのような展開を見せるのかはまだ分からないが、子どもだけでなく大人も考えさせるようなテーマには、年代を問わずに作品を提供したいという意図もあるのかもしれない。かつて「アンパンマン」と共に育った、かつての子どもたちのひとりとして、今後の展開を楽しみに待ちたい。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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