2010年にある女子小学生たちによって書かれた『人の交換日記』の重版が発表された。
この『人の交換日記』は88ページにも及ぶ5人用の交換日記で、書き込みがされている状態の日記が手元に届くというユニークな商品だ。
実はこの日記はただの日記ではなく、ある種の謎解きゲームになっており、『人の財布』や『かがみの特殊少年更生施設』などを手掛ける第四境界の作品だ。購入者はこの日記を読み解いていき、ある事件に迫っていくことになる。
なお、この交換日記の商品説明は以下のようになっている。
2010年 暁ヶ丘小学校 5年2組
小笠原 紗菜 / 生駒 ねね / 古賀 峰花 / 藤岡 満里奈 によって書かれた交換日記。使用済み。
彼女たちは人殺しです。
ゲームとしてはPCやスマートフォンのブラウザからプレイでき、推奨プレイ人数は1人~4人。「この交換日記はあるフリマサイトで販売されており、プレイヤーはその購入者である」という設定で物語が進行していき、この日記の出品者とやり取りすることも可能だ。
なお、商品には交換日記の電子版も付属しており、実況のほか、通話ツールを使用したオンライン協力プレイも行える設計だ。実況の収益化も可能になっている。
『人の交換日記』引き続き多くのご注文をいただいており、まもなく3月末までの発送分もなくなってしまいそうですhttps://t.co/QrQTQugXtt
— 第四境界 (@daiyonkyokai) February 20, 2025
大幅重版をいたしましたので、少々お時間をいただく場合もございますが、4月以降も定期的に出荷させていただきます pic.twitter.com/sqUe5Na14t
『人の交換日記』は2月14日に発売されたが、現在は注文が集中しているため3月末のお届けとなっている。今回の重版は4月以降に出荷されるようだ。