コナミデジタルエンタテインメントは3月4日(火)、同社が展開する『幻想水滸伝 I&II HDリマスター』について、「動画投稿および著作権物利用に関するガイドライン」を公式サイト上にて公開した。
本作は3月6日(木)にNintendo Switch、PS5/4、Xbox Series X|S Xbox One、PC(Steam、Epic)にて発売予定の『幻想水滸伝』の第一作と二作目をリマスターしたRPG。今回のガイドラインでは、プレイ動画やスクリーンショット、二次創作物に関するガイドラインが定められた。
『幻想水滸伝』は、1995年に第一作が発売されたRPGシリーズ。中国明代に記された書物「水滸伝」をモチーフとしており、作中は主人公を含めた108人の仲間や西洋・東洋が織り交ざる世界を通して、戦争をテーマとした重厚な物語が展開される。
今回発表されたガイドラインでは本リマスター版および『幻想水滸伝』、『幻想水滸伝II』に関する動画投稿や、本ゲームに含まれる著作物に関しての二次的著作物を創作することを含む利用をする際の条件を定めている。
動画投稿に関しては、ガイドラインに基づくことで自身がプレイした動画やスクリーンショットの投稿が対象サイトに可能に。さらに条件を遵守することで、動画の編集や加工、プレイヤーの顔や声を組み合わせるなど、いわゆるゲーム実況に用いることが可能となっている。
また、個人のユーザーにおいては、、動画配信サイト上のシステムを用いた収益化を含む、営利目的での投稿について特に制限はないという。投稿可能なサイトは以下のとおりだ。
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Mildom
Mirrativ
ニコニコ動画/ニコニコ生放送
OPENREC.tv
SHOWROOM
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Twitch
YouTube
Discord
X※公式サイトより引用
くわえて、本作の著作権物に関するガイドラインも公開されている。音楽の著作物と音楽以外の著作物で許諾の内容が異なるほか、いずれの場合も非営利目的のみ利用を許可している。公式サイトでは実例を用いて具体的に紹介されているので、詳細はそちらをご確認いただきたい。
コナミデジタルエンタテインメントはファン活動としての「二次創作」活動を含むコンテンツの創造を大いに歓迎しているという。世界中の『幻想水滸伝』を長い間愛しているファンの方々が再びつながり、拡がっていくことを制作チーム一同願っているとした。