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作曲家・下村陽子氏が「英国アカデミー賞」ゲーム部門でフェローシップ賞を受賞!宮本茂氏や小島秀夫氏、吉田修平氏に続き日本人4人目の快挙をゲーム音楽の功績で成し遂げる

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英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)は、同団体が表彰する「英国アカデミー賞」のゲーム部門「BAFTA Games Awards 2025」にて、作曲家の下村陽子氏へ「フェローシップ賞」を授与すると発表した。

授与式は日本時間4月9日(水)午前3時ごろからロンドンのクイーン・エリザベス・ホールで開催される予定。式の様子はYouTubeTwitchでも配信される。

「BAFTA Games Awards」は、権威ある映画賞の「英国アカデミー賞」を展開するBAFTA所属の専門家らにより選出・表彰されるゲームアワード。出席者にはタキシードやドレスを身に付ける“ブラックタイ”のドレスコードが義務付けられており、ゲーム業界においてひときわ格式が高いアワードとして知られる。

今回下村氏が受賞する「フェローシップ賞」は、ゲーム分野へ多大なる貢献をした人物へ送られるものであり、過去には任天堂の宮本茂氏やコジマプロダクションの小島秀夫氏、元ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の吉田修平氏らが受賞していた。

下村氏は大阪音楽大学を卒業後、カプコンで『ストリートファイターII』や『ザ・キングオブドラゴンズ』などの作品に携わったほか、1993年にはスクウェア(現スクウェア・エニックス)へ転職。『ライブ・ア・ライブ』や『スーパーマリオRPG』、『キングダム ハーツ』など数多くの楽曲を手がけた。

また、2002年の退職を経てフリーに転向したのちも『スーパーマリオRPG』シリーズや『キングダム ハーツ』シリーズに携わってきたほか、『ゼノブレイド』や『誰ガ為のアルケミスト』、『チュウニズム』など多岐にわたるタイトルへの楽曲提供を行っている。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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