任天堂は4月2日、次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」の詳細を発表した。その中で、前世代「Nintendo Switch」との互換性について、その詳細が公開されている。
公式サイトでは、Nintendo Switchのソフトとその周辺機器について、互換性を掲載。ソフトについては、一部問題があったり非対応のタイトルが個別に掲載されている。

まずNintendo Switchソフトについては、約1万5000タイトル以上の動作確認状況を掲載。そのほとんどが、「問題なし」もしくは「起動を確認し、動作検証中」となっているが、一部タイトルで問題が出ているようだ。

「対応していないタイトル」として挙げられているのが、任天堂の「Toy-Con 4: VR Kit」。ダンボールを組み立て、Nintendo Switchと合体させてVRゲームが楽しめる本作は、付属のキットがNintendo Switch 2の本体サイズに合わないことから、非対応タイトルとなっている。

次に、「動作検証で問題を確認したタイトル」として141タイトル、「ゲーム内の一部動作に問題を確認したタイトル」として50タイトルがリストアップ。中には、『デッドバイデイライト』や『リトルナイトメア Deluxe Edition』など有名タイトルも確認できる。
これらについては、今後Nintendo Switch 2でプレイできるよう、ソフトメーカーと協力の上で対応を進めていくとのこと。また、『フォートナイト』のように、Nintendo Switch 2版の利用を案内しているタイトルもあるようだ。
なお、一部はNintendo SwitchのJoy-Conを必要とするほか、動作検証を進める中で問題が発見され、修正が困難となるタイトルが出てくる可能性もあるという。動作確認状況は4月下旬までに更新予定とのことだ。

さらに、Nintendo Switch用の周辺機器についても対応状況が公開されている。「Joy-Con」については無線接続することで使用可能だが、本体との直接接続による充電には非対応。充電には、「Joy-Con 充電グリップ」「Joy-Con 充電スタンド(2way)」などの周辺機器が別途必要となる。
「Nintendo Switch Proコントローラー」や「スーパーファミコン コントローラー」、「ニンテンドーUSBマイク」などは、問題なく使用できるようだ。

また、Nintendo Switch本体に付属していた周辺機器としては、ドックやHDMIケーブルが使用不可。ACアダプターについては、Switch 2本体を充電することはできるものの、電力が足りないためTVモードでは使用できないとのこと。
くわえて、従来使用できていたmicroSDカードも使用できない。Switch 2は、より高速な規格「microSD Express」カード専用となるので、こちらも注意が必要だ。