いま読まれている記事

『Dr.コトー診療所』の電子版が1冊「11円」セール開催中。全25巻まとめても定価約1万4000円が275円(税込)と破格に。人口約1000人の離島に赴任した若き医師が、島民に受け入れられてゆく名作医療マンガ

article-thumbnail-250409p

山田貴敏氏の描く医療マンガ『Dr.コトー診療所』の電子書籍版が1冊「11円」で購入できるセールを開催中だ。全25巻を購入しても、定価1万3947円(税込)のところ、275円(税込)と破格になっている。

本著は、離島の診療所に赴任した若き医師「五島健助」が、ろくに医療設備の整っていない状況下で困難なオペを行い、島の医療に立ち向かい人々を救い続ける様子が描かれた医療マンガだ。

冒頭では、東京の大学附属病院に勤めていた医師の五島健助が古志木島(こしきじま)という島に訪れ、島の医療環境を目の当たりにするシーンから始まる。

古志木島の人口は約1000人。島民は診療所に訪れることもなかったが、漁師の息子「タケヒロ」の体調不良をいち早く察知した健助は、親の反対を押し切り船の上で手術を決行する。

少年の命を救った健助に対し、タケヒロの父は健助に恩義を感じ、以降は協力する。「コトー」という呼び名は、後日タケヒロの父が診療所に「Dr.コトー診療所」と書かれた看板と大漁旗を設置したことがきっかけとなった。

最初は島民からも受け入れられなかった健助だが、幾度もの治療をとおし、次第に受け入れられていく様子が描かれている。また、2014年には、島に住む子供たちに焦点をあてたサイドエピソードが収録された特別編Dr.コトー診療所 完全版 特別編 島の子供達』も発売された。

本作は2003年よりテレビドラマ版も放送され、主役の五島健助役を吉岡秀隆さん、看護師の星野彩佳役を柴咲コウさんが演じた。ロケ地として選ばれた沖縄の与那国島の美しい原風景や、健助が島民と交流する様子は視聴者から人気を博した。

さらに、2022年には来島してから19年の年月が経った後の五島健助を見れる劇場版も公開された。主題歌は、中島みゆきさんが歌う名曲「銀の竜の背に乗って」が選ばれている。

『Dr.コトー診療所』の電子書籍版が1冊「11円」で購入できるセールを開催中だ。小学館の公式サイトより、各取り扱いサイトも閲覧できる。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ