アメリカ発祥の大規模おもちゃ量販店「トイザらス」が、実写映画になるという。米「Variety」誌が報じている。
それによれば、同作はToys“R”Us Studiosと、Story Kitchenによる共同制作。現在は予備的な協議を行っている制作初期の段階で、キャスティングなどの詳細は、今後数か月以内に告知されるという。

Story Kitchenは『ソニック・ザ・ムービー』などを手がけたプロデューサー・Dmitri Johnson氏らが立ち上げた新興の映画スタジオ。ゲーム作品の映像化に力を入れることを宣言しており、現在も複数のゲーム作品の映画化プロジェクトなどに携わっている。
本作は実写映画であること以外、どのような内容になるのかはまだ公表されていないが、こうしたゲーム作品の映像化翻案に対する経験は、“おもちゃのデパート”の映画製作にも活かされてくるのかもしれない。
Dmitri Johnson氏と共同創業者のMike Goldberg氏は今回の発表に際して、「『トイザらス』は80年代の子どもたちにとって、地球上でもっとも魔法的な場所だった。彼らが表している冒険心や創造性、ノスタルジーなどを包括した映画の制作に携われることを光栄に思う」とコメントしている。