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「マジック:ザ・ギャザリング」のイラストを学芸員と鑑賞したら「19世紀の西洋美術史」との深い関係が見えた。はじめてのパック開封で引き当てた“神話レア”への温度差も面白い「ゲームさんぽ/よそ見」最新回が公開

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4月30日(水)、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、国立西洋美術館 主任研究員の川瀬佑介氏と「マジック:ザ・ギャザリング」のカードイラストを見ていくエピソードが公開された。

映像はYouTubeのほか、ニコニコ動画でも公開中だ。

今回のエピソードではたまたま「マジック:ザ・ギャザリング」へはじめて触れることになった川瀬氏が、カードイラストのモチーフになったと考えられる「ロマン主義」や「象徴主義」、「ラファエル前派」などの西洋絵画史について解説を展開している。

また、本映像では「マジック:ザ・ギャザリング」公式コンテンツの翻訳も手がけるライター・翻訳家の若月繭子氏も有識者として同席。カードテキストに登場する“マナ”について、旧約聖書にて“霜のように薄いパンのようなもの”として登場したモーゼとマナのエピソードを紹介している。

また、動画の後半では、川瀬氏が最新セット「タルキール:龍嵐録」ではじめてのパック開封を体験している。

パックから最高レアリティ“神話レア”のカード「嵐の目、ウギン」が登場し興奮する若月氏に対して、絶望的に薄いリアクションの川瀬氏による温度差のシュールさも見どころとなっているようだ。

【MTG】「マジック:ザ・ギャザリング」の絵を学芸員と鑑賞したら「19世紀の西洋美術史」との深い関係が見えた_011
(画像はYouTube「【もはや美術の教科書…】学芸員と見るカードゲームの絵の世界/ゲームさんぽ×MTG」より)
【MTG】「マジック:ザ・ギャザリング」の絵を学芸員と鑑賞したら「19世紀の西洋美術史」との深い関係が見えた_012
(画像はYouTube「【もはや美術の教科書…】学芸員と見るカードゲームの絵の世界/ゲームさんぽ×MTG」より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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