4月30日(水)、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、国立西洋美術館 主任研究員の川瀬佑介氏と「マジック:ザ・ギャザリング」のカードイラストを見ていくエピソードが公開された。
今回のエピソードではたまたま「マジック:ザ・ギャザリング」へはじめて触れることになった川瀬氏が、カードイラストのモチーフになったと考えられる「ロマン主義」や「象徴主義」、「ラファエル前派」などの西洋絵画史について解説を展開している。
(画像はYouTube「【もはや美術の教科書…】学芸員と見るカードゲームの絵の世界/ゲームさんぽ×MTG」より)
また、本映像では「マジック:ザ・ギャザリング」公式コンテンツの翻訳も手がけるライター・翻訳家の若月繭子氏も有識者として同席。カードテキストに登場する“マナ”について、旧約聖書にて“霜のように薄いパンのようなもの”として登場したモーゼとマナのエピソードを紹介している。
(画像はYouTube「【もはや美術の教科書…】学芸員と見るカードゲームの絵の世界/ゲームさんぽ×MTG」より)
また、動画の後半では、川瀬氏が最新セット「タルキール:龍嵐録」ではじめてのパック開封を体験している。
パックから最高レアリティ“神話レア”のカード「嵐の目、ウギン」が登場し興奮する若月氏に対して、絶望的に薄いリアクションの川瀬氏による温度差のシュールさも見どころとなっているようだ。

