マイクロソフトの提供する音声通話サービス「Skype(スカイプ)」が、5月5日(月)をもってサービスを終了する。ユーザーには、同じくマイクロソフトの提供するビデオ会議・通話アプリ「Teams」への移行が案内されている。
2025年2月28日付の公式ブログでは、「コミュニケーションサービスを合理化し、顧客のニーズにより容易に適応できるようにするため、Skypeを終了しMicrosoft Teamsに注力する」と説明されていた。
Starting in May 2025, Skype will no longer be available. Over the coming days you can sign in to Microsoft Teams Free with your Skype account to stay connected with all your chats and contacts. Thank you for being part of Skype pic.twitter.com/EZ2wJLOQ1a
— Skype (@Skype) February 28, 2025
SkypeのユーザーはSkypeアカウントにてTeamsにログインすることで移行できる。また、Teamsへの移行を望まない場合にはチャットや連絡先、履歴などのデータをエクスポートできるとのこと。詳しくは、公式サイトの案内を確認してほしい。
Skypeは、2000年代から2010年代にかけて人気を博したコミュニケーションサービス。無料で高品質な音声通話やチャットなどが行えたため、ビジネスやゲームなどの用途で広く利用されていた。
2011年にマイクロソフト社に買収されてからは、Windows Live Messengerの代替ツールとしてサービスの提供および機能の拡張が続けられていた。
Skypeは5月5日(月)にサービスを終了する。マイクロソフト公式からは、同社の提供するビデオ会議・通話アプリ「Teams」への移行が案内されている。