安野モヨコのマンガ『ハッピー・マニア』と、その続編にあたる『後ハッピーマニア』が、現在どちらもKindle版が半額となるセールの対象となっている。『ハッピー・マニア』全11巻、『後ハッピーマニア』既刊5巻をすべて購入しても6545円となる。
安野モヨコ氏は同作などのほか、『シュガシュガルーン』『働きマン』ほか多数の作品で知られるマンガ家。アニメーター、映画監督として有名な夫・庵野秀明氏との日常を綴った『監督不行届』なども執筆している。
『ハッピー・マニア』は1990年代後半から2000年代の頭にかけて連載された恋愛コメディマンガ。「恋の暴走機関車」などと言われる主人公・重田加代子(シゲカヨ)が、無思慮・無計画・無分別に、次々と新たな恋愛へと突っ込んでいく破天荒でパワフルな日々をユーモラスに描く。
物語は最終巻で(多大に不穏な気配を漂わせつつ)一応の完結を見ていたのだが、それから約20年弱の時を経て、現在続編となる『後ハッピーマニア』が連載中。45歳になったシゲカヨが出くわす青天の霹靂と、アラフィフになっても一向に変わる気配のない「恋愛ってなに?」というテーマに一直線な物語が展開される。