ポケットペアは5月8日(木)、任天堂から特許権侵害訴訟されている『パルワールド』に関して、今後も同作の配信を継続する予防的な措置として、一部の仕様変更を発表した。
これに関してポケットペアは「従前の仕様が特許を侵害していないことが明確に認められるまで、変更した仕様を従前の仕様に戻すことはありません」としている。
【係属中の訴訟に関するパルワールドの仕様変更と今後について】
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) May 8, 2025
日頃より『パルワールド』をご支援いただき、心より御礼申し上げます。…
本件は2024年9月に任天堂・ポケモンが共同で株式会社ポケットペアに対する特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したものだ。
今回の発表では、ポケットペアは「『パルワールド』は原告が主張するいずれの特許も侵害していないと確信し、継続的な対応を取っている」とコメント。今後も本作の配信を継続するために、予防的な処置として、『パルワールド』が特許を侵害していないことがより明確となるよう、いくつかの仕様変更をおこなうことが発表された。
すでに、昨年12月には「パルスフィアを投げてパルを召喚する」機能は削除されており、代わりに「プレイヤーのそばに直接召喚する」仕様へと変更。今後のアップデートでグライダーパルによる滑空を、パル自身ではなく、アイテムのグライダーを使用して行う方式に変更されることが明かされた。

声明文では「この変更も、私たちにとって心苦しい決断ではございますが、『パルワールド』の開発・配信の継続のために、『パルワールド』が特許を侵害していないことをより明確にしておく観点から、必要な措置であると判断した」としており、プレイヤーに対しての謝罪を述べている。
声明文全文は以下のポストから読める。
【係属中の訴訟に関するパルワールドの仕様変更と今後について】
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) May 8, 2025
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