5月10日(土)、冷凍庫の中で“死を待ち続ける”という異色のビジュアルノベルゲーム『氷点下30度の絶望』がみつどもえ工房より発表された。現在は制作進行中で、2025年内にPC(Steam、BOOTH、Plucy、ノベコレ)に向けて無料で配信される予定だ。
本作は、冷凍庫の中で後輩とともに死を待ち続けるビジュアルノベルゲームだ。冷凍庫という生存するには過酷な状況下では低体温症や幻覚が併発する。なお、このふたりの生存エンドは“なし”と明言されている。
本作の世界設定は“SCP財団”をリスペクトしたものになっており、選択により結末の異なるマルチエンディング式が採用されている。分岐する物語は、全4ルートが収録される予定だ。
喫煙や殺人、自殺描写を含むR-15作品となっており、みつどもえ工房の手がける前作『推しの大切な人に成り代わる』の過去が描かれる内容でもあるという。詳細は、公式SNSにて順次発表されるようだ。
なお、SCP財団とは2008年に開設された共同創作コミュニティサイトであるとともに、作中に登場する組織の総称を差している。おもに怪奇現象や存在、屋内の調査結果などを説明した報告書がアップされており、記事執筆時点でも参加者の執筆したものが多数見られる。
みつどもえ工房の手がける『氷点下30度の絶望』は冷凍庫の中に2人が閉じ込められるという内容だが、このSCP財団にも冷凍庫にまつわるエピソードが複数存在する。
冷凍庫の中、2人で死を待つノベルゲーム
— みつどもえ工房(推し成り無料公開中!) (@mitsudomoe03) May 10, 2025
『 #氷点下30度の絶望 』情報初公開
低体温症、幻覚、矛盾脱衣などの苦痛を乗り越えた先にあるのは……
”真相”と”死”のみ
❄SCP財団リスペクト
❄4つのエンディング(生存エンド無し)
❄無料/スマホ対応/実況可
今年公開#スーパーゲ制デー #フリーゲーム pic.twitter.com/e13YedfZWG
『氷点下30度の絶望』は2025年内にPC(Steam、BOOTH、Plucy、ノベコレ)に向けて無料で配信される予定だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています。
SCP財団に影響を受けた救いのないノベルゲーム『氷点下30度の絶望』制作開始のお知らせ
本日(2025年5月10日)12時12分、PC・スマートフォン向けフリーノベルゲーム「氷点下30度の絶望」 の制作開始を正式に発表いたしましたので、ご案内申し上げます。
■作品概要
冷凍庫の中、かわいい後輩と2人で死を待つノベルゲーム。
低体温症、幻覚、矛盾脱衣などの苦痛を乗り越えた先にあるのは……”真相”と”死”のみ。
タイトル:氷点下30度の絶望
ジャンル:ビジュアルノベル、ポイント&クリックアドベンチャー、ドット絵、会話、精神的恐怖
対応予定プラットフォーム:Steam / BOOTH / Plicy / ノベコレ
対応:PC / スマートフォン等(ブラウザ対応)
価格:無料
配信予定:2025年内
実況・配信:全編可能
■特徴
・SCP財団をリスペクトした世界観
・生存エンドなし、全4ルートのマルチエンディング
・低体温症、幻覚、矛盾脱衣などの極限状態で描かれる狂気とやさしさ
・2人の登場人物で展開される重く切ない物語
■注意
・喫煙、殺人、自殺描写を含むR-15作品となっております
・前作「推しの大切な人に成り代わる」の過去の話ですが本作品単体でもお楽しみいただけます
公開情報は、下記SNSにて順次更新予定です。
【情報公開ポスト】
https://x.com/mitsudomoe03/status/1921040497025708063
【公式X(ツイッター)】
https://x.com/mitsudomoe03