サンライズは5月14日(水)、公式YouTubeチャンネルにて『戦闘メカ ザブングル』を題材とした実験動画「BLUE GALE XABUNGLE SIDE L」を公開した。
本動画は、1982年から1983年にかけて放映されたロボットアニメ『戦闘メカ ザブングル』を新規の作画を使用してPV化したもの。「サンライズロボット研究所」の企画で、数々のアニメで実績がある映像制作会社 「神風動画」 とバンダイナムコフィルムワークスのタッグにより制作された。
本企画は「実験動画 SIDE L」と題されている。Lは「Legacy」「Legend」という意味を含み、当時の作品を原典としながらも、移り変わっていくそれぞれの時代に向けたバージョンで継承していくというチャレンジを形にしたコンテンツであるとのこと。
公開された動画では、まずナレーションとともに『ザブングル』のあらすじが説明され、その後OP曲「疾風ザブングル」にあわせて新規作画によるメカの発進・合体シーンや「ギア・ギア」と「アイアン・ギアー」が相まみえる大迫力のシーンが展開。『ザブングル』らしいメカたちのコミカルな動きも描かれている。
最後はED曲「乾いた大地」とともに登場キャラクターたちが集合し、華やかなラストとなっている。
『戦闘メカ ザブングル』は、1982年から1983年にかけて放映されたサンライズ制作によるロボットアニメ。3日経てばあらゆる犯罪が許されるという「三日限りの掟」が定められた「惑星ゾラ」で、両親を殺された少年ジロン・アモスは掟を破って仇を追う。
バイタリティ溢れるキャラクター達の活劇や、地上を舞台に活躍する重機のようなデザインのメカたちが魅力の作品だ。
「サンライズロボット研究所」による「実験動画」はこれまでにも制作されており、2024年5月と11月に『聖戦士ダンバイン』を題材としたものが2本公開されている。
「サンライズロボット研究所」は、サンライズ作品に登場するロボットやメカについて、過去のデータベースや新たな考察文などによる多角的な視点で研究・推察をしていく研究機関である。
上記の「実験動画」が公開されているほか、公式サイトでは『無敵超人ザンボット3』や『伝説巨神イデオン』『重戦機エルガイム』などサンライズ作品の登場メカやあらすじなどのデータベースを閲覧できるほか、様々なコラムや人気投票なども掲載されている。