5月14日(水)、福岡の博多を舞台にしたラーメン屋経営シミュレーションゲーム『Ramen Shop Simulator』のデモ版がPC(Steam)に向けて配信された。ゲーム本編は、2025第4四半期に発売される予定だ。
本作は、プレイヤーが小さなラーメン屋の店主として開店準備を整え、お客が購入した食券に合わせてラーメンを提供することのできる調理・経営シミュレーションゲームだ。デモ版では、仕入れから開店準備、調理、配膳まで全てワンオペで行うこととなる。
本作は、日本の古びた路地裏を舞台にした経営シミュレーションゲームだ。床磨きから店の内装を変えたり、設備をアップグレードするといった要素があり、ラーメン以外にもお酒などを提供することができる。
実際に筆者が体験版をプレイしてみたところ、大まかな流れとしては開店準備、調理、販売だ。最初は材料を仕入れて冷蔵庫に入れた後にレシピを確認しつつ素材を仕込む。その次に食券機にメニューを登録し、のれんをおろして開店となる。
基本的に調理・使用する食材は「麺」、「具材」、「出汁(ラーメンスープ)」の3種類だ。レシピを見ながら作ることで、食材として使用できるようになる。
(画像は『Ramen Shop Simulator』デモ版のゲームプレイ映像を撮影)
開店されたら次々と「いらすとや」風のお客が訪れる。ラーメンは器を掴んでレシピ通りの食材を入れれば完成し、出来あがったラーメンはお客の座るカウンターに置かれたチケットと交換すれば提供完了となる。
最初は「札幌ラーメン」と「博多ラーメン」が調理可能で、それぞれ素材が異なっている。レシピにないラーメンを作ると緑色に濁った謎のラーメンになってしまうので注意が必要である。
なお、Steamストアページによると本作は裏通りの探索要素もあり、近所のコンビニなどに立ち寄れば新たな食材の解放やレシピなどが発見できることがあるという。また、キッチンの設備を充実させ、家具を配置したり、内装を変更することも可能で、掃除をして店内を清潔に保つこともできるようだ。

Sannin Interactiveの手がける『Ramen Shop Simulator』はデモ版がPC(Steam)に向けて配信中。2025第4四半期に発売される予定だ。