スーパーヒーローとなり街の敵(ヴィラン)を退治しつつ、バイトで資金を稼ぐアクションゲーム『Superhero Simulator』 の体験版がPC(Steam)に向けて配信中だ。日本語にも対応しており、近日中に早期アクセス版が配信される予定だ。
本作は、悪と戦い市民の命を救うオープンワールドアクションゲームだ。プレイヤーは超常的な能力を持つスーパーヒーローとなる。しかし、ヒーロー生活は決して楽ではなく、無償で生活することはできない。主人公はヒーローでありながらハンバーガーショップのバイト店員として働き、タクシードライバーとして日銭を稼ぎ家賃を支払う必要がある。
mightyraccoon! Studiosの手がける本作は、犯罪率の上昇に立ち向かうヒーローを主人公にしたタイトルだ。キャラクターは男女から選択し、見た目も変更可能。ゲームを進めるごとにさまざまなコスメティックアイテムが手に入り、オリジナルのスーパーヒーローをコーディネイトすることもできる。
体験版を起動すると、冒頭では自宅のアパートの一室で目覚める主人公が、わびしい食事をとりヒーロースーツを身に纏い出撃する様子が描かれている。主人公は街を飛び回ってパトロールし、強盗退治、けが人の救助、火災消化、水難事故にあった市民の救助など、さまざまな困りごとを解決する。
ヒーローの能力は超人的なパワーとスピード、ビルを貫くほど頑丈な肉体、そして高速飛行能力などだ。ヒーロー活動をするうちに平和率が上昇し、治安が安定する。
(画像は『Superhero Simulator』のSteamストアページより)
しかし、多くの市民を救った主人公が帰宅後に目にしたものは、机の上に置かれた立ち退き状であった。それは家賃を3日以内に支払わなければ、強制的に差し押さえられてしまうという通知。ヒーロー活動で資金を得ているわけではないので、主人公はタクシーの運転手やハンバーガーショップの店員として働くことになる。
体験版の時点ではタクシーの運転手とハンバーガーショップの店員しか選択肢がないが、今後、新たなバイトも追加されるようだ。
(画像は『Superhero Simulator』の体験版プレイ映像より)
なお、ヒーロー活動を続けていると経験値が溜まり、レベルが上昇すると新たなコスメアイテムなどが解禁されるほか、健康、衛生、精神状態、尊敬度などのステータスも管理可能。それらのステータス管理を怠ると、真のヒーローへの道は険しくなるという。
『Superhero Simulator』 の体験版はPC(Steam)に向けて配信中だ。