星海社は、スパイク・チュンソフトが展開するアドベンチャーゲームの外伝作品『ダンガンロンパ/ゼロ』、およびスピンオフ作品『ダンガンロンパ霧切』と『ダンガンロンパ十神』の半額セールを実施している。
本セールは「祝★15周年! 星々のように輝く才能たちがここにある。星海社COMICS特集」フェアの一環として、7月20日まで開催中。なお、各作品にはゲームのネタバレとなる要素が含まれる。
『ダンガンロンパ/ゼロ』は、原作ゲームでシナリオを手がけた小高和剛氏による『ダンガンロンパ』の前日譚小説。作中では『スーパーダンガンロンパ2』の伏線となる要素も含まれており、シリーズの世界設定を掘り下げるうえで重要な一冊となっている。
作中では、記憶喪失を繰り返す病に侵された少女「音無涼子」と治療を担当する“超高校級の神経学者”「松田夜助」を中心に、原作シリーズの物語につながる事件が描かれる。

一方、推理作家の北山猛邦氏による『ダンガンロンパ霧切』は、『ダンガンロンパ』における登場人物「霧切響子(きりぎり・きょうこ)」の中学生時代を描いたスピンオフ小説。
作中では謎の依頼を受けた高校生探偵「五月雨結」を語り手として、“犯罪被害者救済委員会”によって仕組まれた「連続探偵殺人事件」の一部始終が描かれる。

加えて、今回のセールでは三島由紀夫賞を受賞した小説家・佐藤友哉氏によるスピンオフ作品『ダンガンロンパ十神』も対象となっている。本作は『ダンガンロンパ』に登場する巨大財閥の御曹司「十神白夜(とがみ・びゃくや)」の前日譚を描くエンターテインメント小説だ。
作中では自称“超高校級の書記”のある人物を語り手として、偽者が広めた「世界征服宣言」によって世界が敵に回るなか、すべての権力を奪われながらも迫りくる刺客たちを退けていく白夜の姿が描かれる。
