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働き詰めの従業員が迷宮化した「職場」から脱出するホラーゲーム『FoMO』発売。ひたすら労働⇒同僚と酒飲み⇒帰宅というルーティンで生きていた主人公は、謎の生物が蔓延る迷宮化した職場に訪れる

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7月22日、ランダムに変化する迷宮を舞台にしたホラーゲーム『FoMO』PC(Steam)に向けて発売された。リリースを記念して、定価1100円のところ、15%オフの935円(税込)で購入できるセールも開催中だ。期間は、8月5日までとなっている。

本作は、ランダムに変化する迷宮、不気味な雰囲気、初代プレイステーションを彷彿とさせるレトロなビジュアルが特徴である一人称視点のホラーゲームだ。主人公が職場のパソコン画面を起動すると、「Work!(働け!)」と表示される。

本作は、職場でひたすらに働き、酒場で同僚と飲み、自宅へ帰るというルーティンで生きる主人公が、周囲で徐々に異変が起き始めることに気づく場面から始まるホラー脱出ゲームだ。周囲は暗くなり、いつもと景色も異なる。同僚は明らかに様子がおかしく、狂ったように仕事をし続けている。

主人公の住んでいたアパートは腐敗し、酒場(バー)は空っぽで静まり返り、オフィスは暗闇につつまれ、謎の生物が徘徊する迷宮と化していた。Steamストアページによると、主人公はロクに武器も持っておらず、また英雄でもないのでとれる選択肢としては「逃げる」か「捕まるか」のに二択なるようだ。

プレイヤーが挑む迷宮は毎回異なる構造に変化するようで、同じ脱出ルートはひとつとして存在しない仕様。ストーリー自体は直線的であるが、プレイヤーの選択が迷宮で発生する出来事のペースを変え、小さな決断が大きな結末をもたらすようだ。

なお、Steamストアページによるとタイトルとの『FoMO』とは「Fear of Missing Out」の略称であり、本作においては24時間365日ネットに接続していないとトレンドを見逃してしまうのではないか、という不安な感情を表しているようだ。この言葉は、いわゆる「取り残されることに対しての恐怖」を差す時に使われることがある。

Quantic Monkey Studioの手がける『FoMO』はPC(Steam)に向けて発売中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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