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“初音ミクの生みの親”初の著書『創作のミライ』本日7月23日発売。クリプトン代表の伊藤博之氏がこれまでの経歴や「初音ミク」の企画・開発などについて語った一冊

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7月23日、伊藤博之氏による新刊書籍「創作のミライ-『初音ミク』が北海道から生まれたわけ」が中央公論新社より発売となった。

本書は全国の取扱い書店・オンライン書店にて販売中。Kindleなどの電子書籍版も販売される。価格は1980円(税込)。なお、ストアページの表記ではKindle版は25日発売となっている。

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画像はAmazon商品ページより

本書は「初音ミク」をはじめとする商品やサービスの展開を手掛けるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の創業者であり代表を務める伊藤博之氏が、これまでの経歴や「初音ミク」の企画・開発とその後の展開などについて語った一冊だ。同社の設立30周年を記念したものとなる。

公開されている目次は以下の通り。

 序  ブームからカルチャーへ、そして……
第一章 この先にどんな未来がやってくるのか
第二章 インターネットが世界を変えると気付いた日
第三章 すべてはクリエイターのために
第四章 初音ミクが切り拓いた新しい創作文化
第五章 プロシューマーは社会をどう変えるか
第六章 北海道から発信する意味
第七章 音楽文化とAIのこれから
第八章 「創る」ということ
あとがき

北海道の田舎町で生まれ育ち、一度は公務員として就職した伊藤氏が、どのようにして30歳で起業するに至ったのか。音の商社として設立されたクリプトンが、なぜ「初音ミク」を企画・開発することになったのか。どのような考えで「初音ミク」の二次創作を認め、推奨することを決めたのか。AIが音楽文化と社会にどのような変革をもたらすと考えているのか、などが語られている。

ボカロ文化の特徴である「創作の連鎖」を促すルールと仕組みを整えた伊藤氏の歩みをたどりながら、「ツクルを創る」「収穫モデル」「メタクリエイター」等々の経営哲学を紹介。「ボカロ文化って何?」という読者でも、創作の根源的な意味を考えたり、AI時代を展望したりするヒント満載の一冊になっているとのこと。

書籍「創作のミライ-『初音ミク』が北海道から生まれたわけ」は全国の取扱い書店・オンライン書店にて販売中。価格は1980円(税込)。

ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。個人的ゲーム史上ナンバーワンヒロインは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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