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PS5システムアップデートのベータ版が7月24日配信開始。 DualSenseコントローラーが最大4台のデバイスとのペアリングに対応、ボタン操作のみで簡単に接続先を切り替え可能に

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7月23日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5のシステムソフトウェアアップデートのベータ版を7月24日から配信開始することを発表した。ベータ版は日本を含む一部の国の参加者を対象としており、数ヶ月以内の正式リリースを目指して開発が進められる。

今回のアップデートでは、DualSenseワイヤレスコントローラーおよびDualSense Edgeワイヤレスコントローラーが、複数のデバイスと同時にペアリングできる新機能が追加される。また、ゲームの消費電力を抑える新機能「省電力プレイ」を将来的に導入する計画も明かされた。

PS5システムアップデートのベータ版が7月24日配信。DualSenseコントローラーが最大4台のデバイスとのペアリングに対応_001
(画像はPlayStation.Blogより)

これまでは、DualSenseワイヤレスコントローラーなどの接続先をPC、Mac、モバイル機器などの異なるデバイスに切り替えようとすると、その都度ペアリングの操作が必要だった。今回のベータ版アップデートにより、最大4台の機器と同時にペアリングを保持し、ボタン操作のみで簡単に接続先を切り替えられるようになる。

ユーザーは、PSボタンといずれかのアクションボタンを長押しすることで、各種デバイスをコントローラーの各スロットに登録できる。登録後は、同様のボタン操作で接続先を瞬時に切り替えることが可能。PS5でのプレイ後、すぐにPCに接続してPCゲームを遊んだりといった、デバイスを横断するシームレスなゲーム体験が実現する。

あわせて、将来的な実装が予定されている「省電力プレイ」機能についても情報が公開された。ユーザーが設定をオンにすると、対応するPS5ゲームにおいてパフォーマンスが調整され、消費電力を抑制できる。

この機能は、ソニーグループが掲げる環境計画「Road to Zero」の一環として開発されているもの。今回のベータ期間中は利用できないが、正式リリースが近づき次第、対応タイトルなどの詳細が発表される予定だ。

ベータプログラムの参加に選ばれたユーザーには、7月24日以降、システムソフトウェアがダウンロード可能になった時点でメールにて連絡が行われる。なお、ベータ段階で利用可能な機能は、正式リリース版には実装されない可能性や、大幅に変更する場合があるとのことだ。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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