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マンガ『ヴィンランド・サガ』が完結、約20年の連載に幕を下ろす。月刊アフタヌーン9月号に最終回である220話が掲載。戦場で父を殺され復讐に燃える少年トルフィンが、幻の大陸「ヴィンランド」を目指す

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7月25日、幸村誠氏の描くマンガ『ヴィンランド・サガ』が、月刊誌「アフタヌーン」の9月号にて最終話を迎えた。2005年より連載がはじまり、約20年越しの完結となる。

本著は、11世紀初頭の北ヨーロッパ、およびその周辺を舞台にした“ヴァイキング”たちの生き様が描かれたマンガだ。戦場で過酷な体験をしたヴァイキングの少年トルフィンが、幻の大陸「ヴィンランド」を目指す。

幼少期、トルフィンは戦いへの憧れから、父の戦いへとついていく。そこで父は不殺の誓いを守り、敵の首領アシェラッドを素手で圧倒するも、人質にとられてしまったトルフィンが原因で父は殺されてしまう。復讐を誓ったトルフィンはアシェラッドの兵団についていく。物語の冒頭では、成長したトルフィンがアシェラッドとの決闘を求めるシーンから始まる。

なお、タイトルとなっている「ヴィンランド」は、北アメリカ大陸に存在したとされるヴァイキングの入植地のひとつであり、主人公トルフィンは11世紀に実在したと言われるアイスランドの商人ソルフィン・ソルザルソンがモデルとなっている。

作者の幸村氏は、自身のXアカウントにて「トルフィンの長い冒険もこれで区切りとさせていただきます」とコメント。成長する、ということは大人になること、では大人とは何なのか、という自問に対し、「優しい人」と結論づけている。

また、幸村氏は日本語版の単行本は9月に刊行される予定であることも告知しており、記事執筆時点で表紙を描いていると報告した。

『ヴィンランド・サガ』の最終回は月刊誌「アフタヌーン」の9月号にて閲覧可能。単行本は9月に刊行される予定だ。アフタヌーンの公式サイトにて、各取り扱いサイトも閲覧できる。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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