開発元のAncient Forgeは7月25日、『Hotel Galactic』をPC(Steam)で早期アクセスリリースした。日本語にも対応し、価格は税込3900円となる。
『Hotel Galactic』は、荒れ果てたホテルを人気の観光地へと変えていく、動物たちの心温まる経営シミュレーションゲームだ。本作は日本のジブリ作品に触発されており、クラシックなアニメーションや細部まで作り込まれたグラフィックを特徴とする。
作中では幽霊となったかつてのホテル経営者・グスタフおじさんの悲しい過去を解き明かし、ホテルを再建していくことになる。しかし、ホテルが成長するにつれて、銀河平和軍(Galactic Peace Corps)が経営方針に介入。プレイヤーが選んだ選択肢によって物語が徐々に変化していくという。
ホテルでは、家具の自由な配置に加え、壁紙や設備のカスタマイズが可能。これにより、自分だけのオリジナルホテルを創り上げることができる。



また、ホテルには清掃、受付などスタッフの存在は不可欠。プレイヤーは従業員にタスクを与えることで、効率化を図ることが可能だ。それぞれの従業員にはスキルや特技が設定されており、これらは世代を超えて継承できる。各キャラクターにはサブストーリーも実装されているので、より愛着を持って接することができそうだ。
なお、本作のホテルがある場所は宇宙を漂う魔法の浮遊島の上。この島には、多種多様な生き物たちが生息しており、絆を深めればタスクを手伝ってくれることもあるようだ。


発表によると早期アクセス期間については、フィードバックやサポートレポートを分析し、全体的なQOLの向上に努めるようで、くわえて種族や施設の追加を予定しているという。
もしバグを見つけた場合は「 support@ancientforgestudio.com 」に連絡するよう呼びかけており、公式Discordサーバーではしばらくの間、開発チームが積極的にコミュニティに参加していくようだ。


『Hotel Galactic』は税込3900円で販売中だ。