中国・北京のロボット開発企業であるUnitree Roboticsは日本時間7月25日、最低価格5900ドル(約87万円)のヒト型ロボット「Unitree R1」を発表した。
本発表にあわせて、側転や逆立ち、回し蹴りなどの動作を行うデモンストレーション映像も公開されている。
「Unitree R1」は、身長121cm・重量25kgの計量フォルムで設計された人型ロボット。全身合計で26ヶ所のジョイントや、映像・音声入力に対応するマルチモーダルAI、約1時間駆動で換装可能のバッテリーなどの機構を搭載している。
今回の発表は開発者・教育機関に向けたもので、2024年に1万6000ドル(約237万円)で発表されたモデル「Unitree G1」よりも大幅な値下げと軽量化を実現しているようだ。
Unitree Introducing | Unitree R1 Intelligent Companion Price from $5900
— Unitree (@UnitreeRobotics) July 25, 2025
Join us to develop/customize, ultra-lightweight at approximately 25kg, integrated with a Large Multimodal Model for voice and images, let's accelerate the advent of the agent era!🥰 pic.twitter.com/Q5pmkfFZZa
発表にあたってUnitree社は「大規模マルチモーダルモデルと一体化したエージェントの開発・カスタマイズに参加し、エージェント時代の到来を加速させましょう!」と謳っている。