トビー・フォックス氏は9月22日、『UNDERTALE』10周年記念配信にて「アズゴア」戦BGMの冒頭メロディは『ペルソナ4』から強く影響を受けていることを明かした。
インスパイア元となった楽曲は、『ペルソナ4』のあるボスとの戦闘時に流れる楽曲「霧(The Fog)」となる。配信のアーカイブはFangamerの公式YouTube、公式Twitchチャンネルにて視聴することができる。
『UNDERTALE』は、トビー・フォックス氏が2015年にPC(Steam)向けに発売したRPGだ。
9月21日、22日にFangamer公式Twitchチャンネル、『UNDERTALE』公式サイトにて10周年記念配信を行っており、これまで語られなかった新たな情報や、原作には存在していなかったマップ、イベントが登場していた。
そして、『ペルソナ4』の楽曲「霧」はゲーム内のラスボスで流れる楽曲だ。ボーカル付きの楽曲で定評のある『ペルソナ』シリーズだが、「霧」はボーカルの付いていない楽曲ながらも『P4D』でリミックス版が登場したり、『ペルソナ』の音楽ライブで登場したりと、シリーズを代表する曲のひとつとして知られている。
配信内ではトビー・フォックス氏が「霧」の冒頭メロディから強く影響を受けているとを語ったほか、開発の裏側の話として、最初のメロディだけを含んだプロジェクトファイルの名前を「persona4.flp」としていたことも明かしていた。
さらに、アズゴア戦は準備すれば誰でもクリアできる程度に調整をしたことや、ゲームオーバー画面で終盤のボスを予感させるコンセプトを『ファイナルファンタジーレジェンズ II』から得たこと、ゲームオーバー画面の楽曲は『ブランディッシュ』から影響を受けていたことなども語られていた。

『UNDERTALE』10周年記念配信のアーカイブはFangamerの公式YouTube、公式Twitchチャンネルにて視聴することが可能だ。