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『サイレントヒル f』海外レビューでメタスコア平均「86/100」の高評価。「『サイレントヒル2』に匹敵する、いやそれ以上の出来栄えだ」との評価も。シナリオや舞台となる戎ヶ丘の探索が評価点に。「システム面で感じる煩わしさを乗り越える見事な物語」とのコメントも

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コナミが9月25日に発売する『SILENT HILL f』が、海外レビュー集積サイトMetacriticにて、平均レビュースコア「86点」をマークした。

記事執筆時点では、PS5版65件、XBOX版3件、PC版23件の合計91件のレビューが寄せられており、PS5版、PC版では86点高評価を獲得している。なお、Xbox版は未確定。

『SILENT HILL f』海外レビューでメタスコア平均「86/100」と高評価を獲得_001
(画像はMetacriticのレビューページより)

本作に満点の評価を付けたDexertoは、「胃がむかむかするほどの怪物、嫌悪感を誘うほどに美しいフィールド、そして心理的な恐怖がたっぷり滲み出ており、『サイレントヒル2』に匹敵する、いやそれ以上の出来栄えだ」と称賛。

戦闘システムにおいては、『バイオハザード』風のアイテム管理、ソウルライクなボス戦に『サイレントヒル』ならではの「戦うか、逃げるか」という緊張感がうまく融合してかみ合っている点を高評価。

80点を付けたEurogamerは、「本作のイライラするような前半部分は、その苦労に見合うだけの見事な、狂気じみた後半によって相殺される」とコメント。

武器の耐久度やインベントリシステムに煩わしさを感じながらも、後半の物語展開やエンディング、舞台となる日本の田舎町の探索は、その煩わしさを乗り越えるのに十分な価値があったとしている。

『SILENT HILL f』は、1999年に発売されたサイコロジカルホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズの最新作。主要人物が自身の悩みや葛藤、トラウマと向き合い、自らの答えを探し求めていく体験に焦点を当てており、ジリジリと襲いかかる恐怖とその独自の世界観で日本のみならず、海外にも多くのファンを持つ。

今作の舞台は日本の山間部に位置する寂れた田舎町・戎ヶ丘(えびすがおか)。プレイヤーは高校生の深水雛子(しみずひなこ)となり、霧に包まれ、おぞましく変貌していく町を探索し、謎を解き、身を守るために戦っていく。

また、本作はサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』で知られるゲームクリエイター・竜騎士07氏がシナリオを担当していることで大きな話題を呼んだ作品でもある。

『SILENT HILL f』は、9月25日に発売予定。対象プラットフォームはPlayStation 5、XboxSeries X|S、Steam、Epic Games、Microsoft Store (Windows)となっており、価格は8580円(税込)。

ライター
JRPGとともに少年時代を過ごし、大学在学中に『VALORANT』にはまってからは、すっかりeスポーツの虜に。 プレイするのも観戦するのも好きだが、最近はランクマッチから逃げつつある。 重い腰を上げさせてくれるような戦友を募集中。

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