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「RTA in JAPAN」がハラスメント行為に対する声明を公開。女性向け窓口の設置やイベント中の見回り強化など再発防止に向けた取り組みを発表

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12月3日、オフラインRTAイベント「RTA in Japan」は、公式サイトにてハラスメント行為に対する声明文を公開。対策を強化していくことを発表した。

2025年8月に開催された「RTA in Japan Summer 2025」では、参加者によるイベントルール違反が複数確認されており、運営は該当の参加者に対して処分を行ったことが報告されていた。

そして今回RTA in Japan運営は、より安心して参加できるイベントを目指すとして、再発防止に向けた取り組みを発表した。

以下は声明文からの引用である。

1. 報告窓口と体制の強化
女性の参加者が安心して相談しやすいように、女性メンバーのみが窓口となる、専用の報告フォームを設置しました。

RTA in Japan イベントルール 女性向け 報告・相談フォーム

こちらは、人に言いづらい内容でも安心して相談できる環境を整えるための取り組みです。現在の運営が男性のみで構成されていることから、まずは女性向け窓口の整備を第一歩とし、わかりやすさを優先した窓口名として「女性向け」としました。後述の「改善に至った背景」でも補足させていただきますとおり、すべての方に配慮した体制へむかっていくための第一歩としてご理解いただけますと幸いです。

2.イベント中の見回り強化と参加者へのルール・報告手順の周知
イベント中、特に参加者同士の交流が活発なエリアでは、スタッフによる見回りを強化します。また、ルール違反に気づいた方がすぐに報告しやすいよう、イベントルールや報告手順の整備と周知を行います。

これまでのRTA in Japanでは、違反行為の報告は現地のスタッフに直接行うか、「違反報告用フォーム」もしくは「運営への個人的な連絡」で受け付けていた。

しかしRTA in Japanの運営メンバーは男性だけで構成されており、女性が被害にあった場合の報告がしづらい状況になっていたという。

過去にイベントに関わっていた女性メンバーの協力の元、今回女性向け窓口の新設が発表された。最終的にはすべての人が安心して相談、報告ができる窓口となることを目標にしているようだ。

また、イベント中の見回り強化については、違反行為のほとんどがイベント後に報告されていることを問題点として挙げ、運営に報告しやすい立場であるスタッフが早期に気づけるようにする目的があるという。

さらに参加者が誰でも違反行為を報告しやすい体制が整っていなかった点についても、今後のイベントで改善を進めていくとのこと。

声明文の詳細や今後の取り組みについては、RTA in Japan公式サイトで確認することができる。

ライター
2003年生まれ。 『オクトパストラベラー』と『オーバーウォッチ』に脳を焼かれているゲーマー。RPG好きの一家に生まれ育ち幼稚園の頃からコントローラーを握りしめる。ゲーム好きの友人たちと夜な夜な通話をつなぎ、いろいろなゲームで遊ぶのが生きがい。

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