9月17日に放送された「XBOX Tokyo Game Show 2026 Broadcast」に小島秀夫氏がビデオメッセージで登場し、XBOXと進める2作『OD – KNOCK』『PHYSINT』の開発状況を語った。
いずれも順調に進行中だといい、とくに『PHYSINT』については、「次世代のスパイアクションを再定義する、自身のキャリアの集大成」と位置づけた。
小島氏はまず、コジマプロダクションが2015年末に独立系スタジオとして設立され、今年で10周年を迎えたことに触れた。今年のはじめにはレドモンドのXBOXオフィスを訪ねてアシャ・シャルマ氏と時間をともにし、ゲームとデジタルエンターテインメントの未来について議論を交わすなかで、共に目指すべき目標への深い理解を共有したという。
『OD – KNOCK』については、開発が順調に進んでいると説明した。ストライキで中断していたパフォーマンスキャプチャーとADR収録が今年再開し、制作は予定どおり進んでいるという。ソフィア・リリスさんやハンター・シェイファーさんをはじめとする出演陣は、迫真の素晴らしい演技を見せているとのことで、小島氏は披露できる日が待ちきれないと語った。
本作は恐怖の限界に挑むまったく新しいタイプのゲームであり、実験と反復を重ねるなかで着実に形になってきているとしている。
『PHYSINT』について小島氏は、既存のジャンルにとらわれない次世代のスパイアクションを再定義する、自身の40年以上におよぶキャリアの集大成になると語った。
スパイアクションは、小島氏がキャリアを通じて手がけてきたジャンルでもある。1998年の『メタルギアソリッド』をはじめとするシリーズは、小島氏の代表作として知られている。
本作も継続して制作が進行しており、キャスティングや外部アーティストとのコラボレーションが進んでいる。キャストにはすでにチャーリー・フレイザーさん、マ・ドンソクさん、浜辺美波さんが名を連ねているが、今回の発表ではプレイヤーが操作することになる主演俳優がビル・スカルスガルドさんに決まったことが明かされた。小島氏とスカルスガルドさんは互いが互いのファンだったという。今後も豪華キャストの発表が続く予定だ。
今年のはじめに行われたスカルスガルドさんとフレイザーさんの衣装合わせ、スキャン、カメラテストでは、かなりの手応えを得て完成形のビジョンが鮮明になったという。9月17日に公開されたティザービジュアルは、そのときに撮影されたものとのことだ。
「PHYSINT」の新ビジュアルです🔥🔥🔥 pic.twitter.com/gdBj5O6oxw
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 17, 2026
最後に小島氏は関係各所への感謝を述べ、XBOXに対しては、「自分たちのビジョンを信じ、次の世代に向けた新たな旅路を共に歩んでくれていることに大変感謝している」と謝意を示した。今後の展開には自身もワクワクしているとし、近いうちに公開予定の情報を共有できるのを楽しみにしていると締めくくっている。
