編集部ひとことレビュー
飛びきりイカした殺しがしてみたい? それなら『マンハント』がオススメだ。『Grand Theft Auto』シリーズを手がけるロックスターゲームスの作品と言えば、ピクリと食指が動く人も多いはず。
まず、主人公のキャッシュが死刑囚という設定からしてブッ飛んでいる。彼は自由を手にするために、謎の大富豪スタークウェザーの闇の仕事を引き受けることになる。その仕事とは……スナッフ(殺人)フィルムの撮影。もちろん、演者はキャッシュ自身なのだ。
こうして主人公は街のごろつきやギャングどもを次々と殺していくことになる。ゲームはシーン(ステージ)クリア型になっており、マップ内に落ちている武器を駆使して戦わなければならない。
この入手できる武器がクセもの。中にはビニール袋やガラス片など、武器とは言えない物まである。シーン開始直後は、ほとんど何も持ってないので、武器を調達するためにも、これらを活用しなければならない。
攻撃の基本は暗がりに隠れながら物音などで敵を誘い出し、警戒を解いた一瞬を狙って倒すというもの。この隙を狙ってロックオンをすると、ロックオンのカーソルの色が変化し、同じ武器でも違った攻撃方法になるのが特徴だ。これを”処刑アクション”といい、ロックオンのカーソルが最大の赤になると、より過激に相手を”処刑”することができる。
武器の種類は非常に多彩で、先程の武器とは言えないようなものから、ナイフや肉切り包丁、鎌や斧などの刃物、銃器ではリボルバー、ショットガン、麻酔銃、ネイルガンなんてものもある。もちろん、それぞれに違った”処刑アクション”が用意されており、それを試したくなってくるのも、この作品の魅力なのだ。股間を切り裂く鎌などは、思わずこちらも跳ね回ってしまいそうになること請け合い。
シーンによっては銃撃戦が主体になったり、協力者のジャーナリストを守る場面もあったりと、演出面でも飽きさせることがない。この辺りは、さすが老舗のロックスター作品。安定して楽しませてくれる。
主人公のキャッシュがどんな末路を辿るのか。このまま言いなりになって殺しを続けるのか……? 血みどろの戦いの結末は、自分の目で確かめて欲しい。
マンハント
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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2003年11月18日(日本未発売) | Rockstar Games/Rockstar North | PlayStation 2 |
特記事項 | ||
Xbox版(2004年)、PC版(2004年)、Steam版(2008年)、PlayStation 4版(2016年)あり。 |
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