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【ゲーム概要】
伊丹十三製作総指揮、黒沢清監督のホラー映画をゲーム化。テレビ局の取材でフレスコ画で有名な間宮一郎の館を訪れた5人が、取材を開始した途端、閉じ込められてしまう。5人は館から脱出するため、罠を回避したり、モンスター(霊、クリーチャー)と戦ったりしながら、館内のさまざまな謎を解き進めながら脱出を目指す。ゲームクリア後に生き残った人数でエンディングが変化する、マルチエンディング方式となっている。
編集部ひとことレビュー
映画『スウィートホーム』を題材にしたファミコンのホラーゲームです。当時、映画をゲーム化した作品は少なく、当たり外れが大きかったこともあってそれほど期待していなかったのですが、これは実に傑作でした。導入からいきなり館に閉じ込められる急展開、緊張感あふれるBGM、おどろおどろしい敵とのバトル、随所に仕掛けられたトラップ、いったん死んでしまうと生き返らない仲間……などなど、緊迫感たっぷりのゲーム内容とバランス。しかも生き残った仲間の数でエンディングが変わるマルチエンディングで、何度も楽しめるわけです。
このタイトルが、後の『バイオハザード』シリーズに影響を与えたと聞いて、「なるほど!」と納得しまくりでした。今リメイクしても十分おもしろいんじゃないかと思うのですが、版権の関係でできなさそうというのが非常に残念です。
(動画投稿:あちゃぽさん)
スウィートホーム
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|
1989年12月15日 | イーティー/カプコン | ファミリーコンピュータ |
特記事項 | ||
なし |
(C)1989 イーティー (C)CAPCOM