リラのクールさとは対照的な照井さんのハイテンションさに注目
のぐちさん、大和田さんの『AniCast Maker』体験は無事終了。続いて、照井さんとトリダモノ氏の体験がスタート。
「リラが目の前に出てくるんですよね?」
「はい、目の前に」
「絶対かわいいんだろうな〜。すごく楽しみです!」
「では早速、こちらの赤いボタンを押していただいて……」
「でてきた!」
「つぎは背景を……」
「立体的なリラさんだ! すごーい!!」
「どういったシチュエーションを作られますか?」
「リラとライザを使って、あっち向いてホイをさせようと思います。これ、キャラクターとか背景を触ってるだけでも楽しいですね!」
「スタジオで撮影をしているという感じで楽しいんですよね。ふたりのキャラクターに演技を付けるということなので、ちょっと難しいですが、まずはライザを演じていただいて……」
「わー、ライザになった! 目の前にリラがいる!! すごーい! かわいい!」
「完全に語彙力なくしちゃってますね……」
「本編のリラさんからは想像ができない……」
「じつはVRをぜんぜん体験したことがなくて……」
「そうなんですか? その割にはとてもスムーズに操作されていますね」
「ありがとうございます! では背景は森にしてみますね」
「いいですね。では、まずライザから演技してみましょうか」
「はい。えーと「リラさん、リラさん、あっち向いてホイしましょうか」」
「演技、うまいですね。さすがです」
「「ジャンケンポン! あっち向いてホイ!」。「やったー、勝った勝ったー」」
「あ、リラではなくライザが勝つんですね」
「はい。では、つぎはリラさんを……」
「リラを呼び出して……そうです。では、リラの中に入ってみましょう」
「わっ! すごい! 私がリラさんになってる!! うわー、本当にすごい!」
「ご自身が声を担当しているキャラクターになれるのは感慨深いですよね」
「感動です。私が動くとリラさんが動くので……思わずいろんなところを見ちゃいますね。あ、演技をする前に武器を装備してみてもいいですか。装備したリラさんを見てみたいです!」
「パレットから武器を選んでいただいて……はい、装備できました」
「両手に武器がついてます! かっこいい! 武器を装備するとこうなるんですね。これは感動します」
「では、尺を合わせるのが難しいと思いますが、さきほどのライザの演技に合わせてリラの演技をお願いします。武器を装備したままだとジャンケンができないと思いますので、いったん外しましょう」
「はい。では始めます。(リラの声で)「なに? あっち向いてホイだと、いいだろう。ジャンケンポン、あっち向いてホイ」。「く、負けたか……」(頭を降る演技)」
「ライザの演技と合わせて再生してみましょう。おおっ、すごいですね。尺がぴったり!」
「ぴったりですね。よかった〜。あ、でも「あっち向いてホイ」の顔の向きがあっていないので、もう一度演技をやらせてください」
「テイク2、いってみましょう」
「(リラの声で)「あっち向いてホイ」」
「完璧です」
「大丈夫そうですかね?」
「すごいです! じゃんけんのタイミング、そして首を降るタイミングまでバッチリです。ふたり分の演技をしてるのにまったく違和感がありません。このまま撮影をしてみましょう!」
「カメラって複数の位置から撮れるんですか?」
「もちろんできます。1カメ2カメとカメラを増やして、さまざまなカットを作ることができます」
「わかりました!」
「すごい角度ですね……」
「ごめんなさい。リラさんを下から見ることなんてないのでつい……。すっごくすたのしいです!」
〜このあとスタッフさんの指示のもと無事完成〜
縦位置にするとがらっと印象が変わる『AniCast Maker』
「照井さん、初めて体験したとは思えないほどの手際の良さでしたね。尺が完璧で驚きました」
「カット割りからカメラ操作まで短時間でものにして本当にすごいです」
「いやー、良かったです!」
「さて、僕はどういうシーンを作ろうかな……」
「がんばってください!」
「あ、2Dの背景だけではなくて、3Dで描かれた部屋もあるんですね。すごい、立体だ!」
「まさにゲームの中に入っているような感覚になると思います」
「これいいですね。部屋にライザがいるシチュエーションが新鮮で見とれちゃいます」
「こうやって人がプレイしているところを見るのもなかなかおもしろいですね」
「これ、部屋にキャラクターとか小道具とかを並べてるだけでずっと遊べちゃいますよ。どういうシーンを作るか、すごく迷っちゃいますね」
「トリダモノさんは『ライザのアトリエ』のキャラクターの監修をしているじゃないですか。具体的なシチュエーションを作るんじゃなくて、ライザのモデルをかわいく撮影することに特化してみるのもいいのかなと」
「確かに。モデルの出来映えがすごく良いので、それもアリですね。」
「あ、ライザがぷにを抱きしめてる! しかもなでることができるんですね。仕草がかわいい!」
「かわいくて、ぷにをなでているだけで時間が過ぎちゃいます(笑)。あ、カメラを縦にして動画を撮るとTikTok感が出て、これもまたおもしろいですね」
「そうですね、画面が縦になるとまた違った雰囲気が出ると思います。では、このまま演技をしていただいて……」
「ライザがぷにに頬擦りしてる! あー、これはかわいいですね」
「男性の僕が頬擦りの演技をするのは恥ずかしいですが、どうでしょう? これでいいんじゃないですかね」
「おつかれさまでした。では出来上がった映像を見てみましょうか」
本編以上にキャラクターモデルを観察できる『AniCast Maker』
「体験されての感想はどうでしょう?」
「とにかく没入感がすごかったですね」
「夢中になってあっという間に時間が過ぎちゃいました」
「今回は30分で作りましたが、VR空間ならではのカメラアングルがあるので、家だったらずっとプレイしちゃいますね。ゲーム本編では表情とか動きを操作することはありませんから、それができて感動しました」
「リラさんを抱きしめたかったですもん」
「トリダモノさんがデザインされたキャラクターを、至近距離でさまざまな角度から眺めることができますからね」
「すごく不思議な感覚になりましたね。ゲームでも十分動いているんですけど、『AniCast Maker』ではゲームよりもっと自由に動くことができるので、自分のデザインしたキャラクターというよりも、まったく別なものを見ているような感覚でした」
「近づいていろいろ見たくなっちゃいますね」
「これって撮った動画はすぐに投稿できるんですか?」
「そうですね、YouTubeやTwitter、Facebookに投稿できます」
「背景がたくさんあるから、いろいろなシーンで撮影してみたいです」
「いやー、驚きました。『AniCast Maker』で3Dのライザたちにぜひ会ってみてください。「みんな、これ試してみて!」って強く思いました」
「衣装を変えられるようになったら、もっとすごいですね」
「検討します! 『ライザのアトリエ』にはたくさんの衣装がありますから、『AniCast Maker』でも着られるようにしたいですね」
「キャラクターデザイナーの視点で「キャラのモデルをこうやって見てほしい」というポイントはありますか?」
「細部まで凄くこだわっているので、とにかく見まくってほしいですね。こうやってモデルを細部まで見る機会はあまりないですから、いろいろな角度から見ていただければ“気づき”があると思います」
「武器もトリダモノさんがデザインされてますが、武器を手に持って眺めることができる機会なんてありませんからね」
「確かにそうですね、ぜひプレイしていただいて、『AniCast Maker』ならではの楽しみ方を見つけてほしいですね」
「ファンの皆さんに作ってもらいたいシチュエーションはありますか?」
「リラがたくさん食べてるシーン!(笑)リラのギャップが感じられるシチュエーションをいっぱい見てみたいです」
今回の『AniCast Maker』体験では20分弱の操作説明だけで、操作を覚え、短尺動画を制作できてしまうほど、明快かつ短時間でアニメ作品を作ることができた。
ひとりひとりの制作時間は30分弱と、タイトなスケジュールでのお願いだったのだが、なかなかに見ごたえのある映像が完成した。
なによりも、制作中のわちゃわちゃ感こそが『AniCast Maker』の楽しさの証明になるだろう。「ずっと遊べちゃう」という皆さんが口にしていた言葉こそ、『AniCast Maker』の魅力を端的に表していると言っていいだろう。
ライザたちが異世界に転生したかのようなシーンや、『ライザのアトリエ』キャラクターによるTikTok風動画など、ゲームソフトとはまた違った楽しみ方に加えて、まだ誰も見たことのないシーンを生み出せるという、想像が膨らみまくる夢のようなソフトが『AniCast Maker』なのだ。
『AniCast Maker』はOculusストアにて絶賛発売中。値段は2990円[税込]で、アセットパックも追加購入できる。『ライザのアトリエ』以外のコラボアセットも発売を予定しているようなので、引き続き注目していただきたい。
「AniCast Maker」
©2021 Avex Technologies Inc./AniCast RM Inc.
Developed by XVI Inc.
※「AniCast」は株式会社エクシヴィの商標または登録商標です。
「ファンズちゃん」
© Dai Nippon Printing Co., Ltd.
追加アセットパック「ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜」
©2019 コーエーテクモゲームス All rights reserved.
Published by Avex Technologies Inc.