ついに始まった定額ゲーム遊び放題サービス『Apple Arcade』から「アクション」と「ロールプレイング」のゲーム23作品をリストアップ。注目作品を紹介

 いよいよスタートした『Apple Arcade』
 月額600円で数々の魅力的なゲームを遊び放題という、iOS機器用のゲームサブスクリプションサービス(定額制ゲームサービス)だ。
 もちろん、これらのゲームに広告や課金はない。当然ガチャもスタミナもない。

 iOS13の導入が必要で、2019/9/23時点ではiPhoneのみが対象だが、近々iPadMacApple TVでも利用できるようになる。
 Appleが大々的にアピールしているだけあって、参加メーカーには大手企業や人気作の開発メーカー、著名クリエイターが在籍する開発スタジオが目白押しだ。

 9/20のサービス開始時点では、約70のタイトルが公開されている。
 どれも見どころのある作品で、しかも好きなだけ遊んで良いとなると、どれから手を付ければ良いのか迷ってしまうだろう。

 そこでまず、ローンチタイトルをジャンル別に、基本データや簡単な紹介文と共にリストアップしたいと思う。
 注目のタイトルは今後、個別にレビューしていきたい。

 今回は第一回として、「アクション」と「ロールプレイング」カテゴリの23作品を紹介する。

※データは2019/9/23時点。ジャンルはApple Arcadeの表記に準じています。
※特に明記がなくても、ほとんどのゲームはコントローラーに対応しています。(MFiコントローラーか、iOS13で利用可能になったPS4とXBox Oneのワイヤレスコントローラー)

アクション

『深世海 Into the Depths』
Wondrous Discovery

 開発:カプコン(チーム深海)
 アクション、日本語対応、1.7GB、横画面、注目作

 独自のビジュアルとサウンドで楽しむ、カプコンが送り出す新感覚の海中探険アドベンチャーアクション。
 メトロイドヴァニア(横スクロールのダンジョン探索型アクション)のようなゲームだが、舞台が海中のため独特の操作感がある。水中を再現したサウンドがリアル。
 Appleのイベントステージで特別に紹介された作品のひとつ。

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『Shantae and the Seven Sirens』

戻ってきたハーフジーニーヒーロー!

 開発:WayForward
 アクション、日本語対応、1.4GB、横画面、注目作

 全く新しい冒険にシャンティが戻ってきた!広大な沈没都市を探索し、7人のセイレーンと戦おう!
 『シャンティ』シリーズの5作目。キャラクターがかわいく、活き活きしているメトロイドヴァニア。まずパート1が公開されており、続きは順次公開予定。

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『Spidersaurs』

土曜朝番組スタイルアクション!

 開発:WayForward
 アクション、日本語対応、1.1GB、横画面

 脱走した食用クリーチャーを食品テスターが打倒する土曜朝アニメスタイルアクション。
 横視点のアクションシューティングで、アメコミ風の『魂斗羅』(コントラ)。オープニングやキャラデザインは、まさにカートゥーン。

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『Sayonara Wild Hearts』

ポップアルバムビデオゲーム

 開発:Annapurna、SIMOGO
 アクション、日本語対応、1.1GB、横画面、注目作

 すべてが200マイルのスピードで展開される世界。恋に破れ、傷付いた少女が覆面ライダー「ザ・フール」となって疾走する。
 ハイセンスなアクションが展開される音ゲー風の3Dランゲーム。極めて独特な世界観はもはや理解困難。「かっこ良けりゃ、こまけぇこたぁいいんだよ!」な作品。
 Appleのイベントステージで特別に紹介されたゲームのひとつ。

Apple Arcadeでダウンロード(iOS)


『Skate City』

Your perfect ride, worldwide.

 開発:Snowman、Agens
 アクション、日本語対応、706MB、横画面、注目作

 何百ものトリックを組み合わせてスキルを向上させ、ストリートスケートの心と魂を捕らえよう。
 『Alto’s Adventure』シリーズの開発チームの作品。スケートゲームにありがちな難しさがなく、簡単操作でカジュアルにトリックを楽しめる。

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『Frogger in Toy Town』

懐かしのカエルアクションゲーム

 開発:コナミ、Q-Games
 アクション、日本語対応、392MB、縦画面、注目作

 懐かしの名作「フロッガー」が装いを新たにApple Arcadeで登場!
 障害物を避けながら進んでいくカジュアルゲーム。物理シミュレートされたリアルな動きでオブジェが崩れていくのが特徴。主な舞台は家の中で、豊富でユニークなしかけがある。
 Appleのイベントステージで特別に紹介されたゲームのひとつ。

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『Towaga: Among Shadows』

闇を切り裂くは光!

 開発:Noodlecake、Sunnyside games
 アクション、702MB、横画面

 破壊的な呪文を解き放ち、自らを強化し、新しい装備をアンロックして、闇の軍団と対決しよう。
 主人公は中央固定、スティックで出っぱなしビームを振り回し、襲ってくる敵を撃退するディフェンスシューティング。

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『Explottens』

The Time is meow!

 開発:WeRplay
 アクション、日本語対応、221MB、横画面

 ツインスティックアーケードの弾丸地獄のゲームプレイ、たくさんの爆発、壮大なボスとの戦い。
 360度にクルクル回りながら弾をバラまく、強化要素が豊富な横スクロールの全方位攻撃2Dシューティング。

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『Dead End Job』

ブッ飛んだアニメ調ゴースト狩り

 開発:Headup GmbH、ant workshop
 アクション、日本語対応、592MB、横画面

 無茶でブッ飛んだ世界でゴースト狩りを行うツインスティックシューター。
 主人公がモンスターのゴーストバスターズ。敵を倒しながら一部屋ずつ探索していく2スティック制シューティングで、倒した敵を掃除機で吸い込む。

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『Way of the Turtle』

壮大なカメの冒険

 開発:Illusion Labs
 アクション、日本語対応、395MB、横画面

 二匹のカメが大活躍するかわいいアドベンチャープラットフォーマー。
 オーソドックスだが遊びやすい、カメが主人公のスーパーマリオ型アクション。前進は自動だが、方向転換や一時停止が可能。

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『EarthNight』

ドラゴン黙示録が来た

 開発:cleaversoft
 アクション、2.1GB、横画面

 ドラゴンアポカリプス直後のディストピア的未来を舞台にした、イラスト化されたプラットフォーマー。
 宇宙を漂うドラゴンの背を疾走するジャンプ&ランゲーム。縦横無尽に走り回る様子は『ソニック』を思わせる。世界観やデザインが独特。

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『レイマンミニ』

レイマンと一緒に新しい冒険

 開発:Ubisoft、Pasta Games
 アクション、日本語対応、286MB、横画面

 レイマンがアリくらいの大きさになりました。この呪いを解くために旅にでかけよう。
 自動で走り続けるジャンプ&ランゲーム。滑空も可能。縦横無尽に飛び回るソニック系のアクションで、風景が非常に美しい。

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『Punch Planet』

楽しいSFファイター

 開発:Block Zero、Sector-K
 アクション、日本語対応、2.2GB、横画面

 エキゾチックな惑星やエイリアン種族で満ちた、3人の格闘ゲーム選手によって開発されたSFの2D対戦ゲーム。
 6ボタンの対戦格闘で、必殺技ゲージや目押しコンボなど、格ゲーらしいコアなシステムを持つが、タッチパネルでは遊び辛い。コントローラー推奨。

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『LEGO® Brawls』

オンラインで友達と対戦

 開発:LEGO、Red Games Co.
 アクション、日本語対応、608MB、横画面

 究極の喧嘩屋になる!独自のヒーローを作成して、乱闘でチームを勝利に導こう!
 レゴのキャラクターを使ったチーム戦のオンライン乱闘バトル。ソロプレイはトレーニングのみ。相手を倒し、フィールドを制圧して勝利点を稼ぐ。

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『Hot Lava』

 開発:Klei Entertainment
 アクション、日本語対応、2.9GB、横画面

 溶岩に落ちないように足場や棒を跳び移っていく『SASUKE』的ゲーム。
 子供がやっている「ここの石から落ちたら死亡」といった遊びの、落ちたら本当に死ぬやつ。視線と向きは画面のスライドに加え、デバイス自体を動かして変える。

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『エージェント・インターセプター』

スピーディーな車でスパイ活動

 開発:PikPok
 アクション、コントローラー対応、904MB、横画面

 見た目も性能も最高な車で悪党どもを追跡し、制限時間内に極秘の対敵情報を入手せよ。
 カジュアルなレーシングだが、ミサイルを発射でき、スパイアクション風の演出があり、時にはボートに変形するなど、イベントが豊富。一定時間ごとにプレイするミッションが切り替わる。

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『Bleak Sword』

ダークファンタジー・ジオラマ

 開発:Devolver Digital、more 8bit
 アクション、日本語対応、457MB、縦画面

 小さなジオラマ風の戦場をプレイヤーが戦い抜くダークファンタジーアクションゲーム。
 フリックで回避、タップでガード、長押し+フリックで攻撃の、シンプルながらテクニカルな剣劇アクション。

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『Exit the Gungeon』

弾幕ダンジョンクライマー

 開発:Devolver Digital、Dodge Roll、Singlecore Games
 アクション、310MB、横画面

 『Enter the Gungeon』の続編。パラドックスで崩壊するガンジョンからガンデッドの残党を倒して脱出せよ。
 段差を飛び移り、ローリングで敵弾を回避しながら、自動ショットで敵を撃退していくアクションシューティング。武器の種類が豊富で、勝手に切り替わっていく。

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ロールプレイング

『VARIOUS DAYLIFE』
スクウェア・エニックスが送る日常×冒険RPG

 開発:スクウェア・エニックス、ドキドキグルーヴワークス
 ロールプレイング、日本語対応、3.8GB、縦画面、注目作

 『オクトパストラベラー』や『ブレイブリーデフォルト』を手がけたチームがApple Arcadeのために作った新作RPG。
 新大陸へ移民した人々の生活と冒険を描く作品。戦闘はRPGだが、パワプロのサクセスモードのようなプレイ感がある。

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『Cat Quest II』

究極の冒険が待っている

 開発:The Gentlebros.
 ロールプレイング、日本語対応、664MB、横画面

 ニャンコとイヌの王国を舞台にしたファンタジー2DオープンワールドアクションRPG。
 広いフィールドを自由に探険することができる人気作の続編。2人マルチプレイ可能。移動は行きたい方向をタッチ、攻撃は半オートの独特な操作。コントローラーだとスティックとボタンでのプレイになる。

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『Cardpocalypse』

90年代の子供RPG

 開発:Versus Evil、Gambrinous
 ロールプレイング、636MB、横画面

 90年代の世界へあなたを連れ戻す、小学校を探険するカードゲームRPG。
 1人用のストーリーモードが中心のTCG(トレーディングカードゲーム)。英語だがTCG経験者なら迷わずに遊べるシステム。

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『Dread Nautical』

戦略を立てる。リクルートする。生き残る。

 開発:ZEN Studios
 ロールプレイング、日本語対応、1.3GB、横画面

 不気味で悪意あふれる怪物が占拠したクルーズ客船Hope号での、ローグらしい戦術的ターンベースRPG。
 3Dで表現された船の中が舞台のゾンビサバイバルで、『SKYHILL』に似たゲーム内容だが、他の生存者も登場する。

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『Spelldrifter』

デッキ構築戦術RPG

 開発:Free Range
 ロールプレイング、日本語対応、2.4GB、横画面

 ターンベースのSRPGのバトルと、トレーディングカードゲームのカスタマイズのハイブリッド。
 手札を使って攻撃や防御を行うSRPGだが、当面はデッキ構築要素はなく、カードゲームらしい戦略性は乏しい。
 ※現時点(9/23)では翻訳に問題があり、一部文字化けしている。

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 さて、ローンチタイトルを一通り試してみて、私的にオススメできる作品は……。
 ロールプレイングは、やはり『VARIOUS DAYLIFE』だ。

 発売前から注目されていたスクエニの新タイトル。
 スマホでも遊びやすい作りになっている一方で、敵はなかなか手強く、しっかりした育成が必要になる。
 そしてその育成は、様々な仕事を実行してステータスを高めていく、簡易シミュレーションのスタイル。
 イベントも豊富で登場キャラクターにも魅力があり、長く楽しめそうな作品だ。

 アクションは注目作は多いが、ひとつに絞るのは難しい。
 個人的には、魂斗羅ライクな『Spidersaurs』が面白かった。

 往年のアクションゲームの楽しさが再現されており、演出も凝っている。
 できれば新たに使えるようになった、PS4やXbox oneのコントローラーでプレイして欲しい。

 注目作である『深世海』は、昨今のスピーディーで華麗なアクションのメトロイドヴァニアとは異なる、ややスローモーな動きの作品。
 水中の表現が見事なゲームだが、その独特な操作感は好みが分かれるかもしれない。

 AnnapurnaとSIMOGOの強力タッグによる話題作『Sayonara Wild Hearts』も、ブッ飛んだ世界観がメインでゲーム自体はシンプルという、評価が割れそうな作品だ。

 シャンティの最新作『Shantae and the Seven Sirens』は、ゲーム自体の楽しさでは一番。
 ただ、まだパート1のみの公開のため、急いで遊ばなくても良いかもしれない。

 個人的には、風変わりなシューティングの『Explottens』、シンプルながら映画的演出で楽しめる『エージェント・インターセプター』、見た目も内容も渋いアクション『Bleak Sword』もオススメだ。
 なお、注目のアクションRPG『Oceanhorn 2』は、Appleが「アドベンチャー」のカテゴリにしているため、今回は含めていない。

 全体的に、思いのほか横画面のゲームが多い。
 MacやApple TVも対象にした、本格派のゲームを求めた結果だと思われる。
 ほとんどのゲームがコントローラーに対応しており、「スマホのゲームサービス」ではなく、「スマホ”でも”遊べるゲームサービス」といった趣だ。

 次回は「アドベンチャー」と「パズル」のカテゴリの作品をお届けしたい。

文/カムライターオ

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著者
『Ultima Online』や『信長の野望 Online』、『シムシティ4』など、数々のゲームのファンサイトを作成してきた。
iPhone 解説サイト『iPhone AC』を経て電ファミニコゲーマーのお世話に。
シューティングとシミュレーションが特に好き。
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