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話題の手書き風インディーゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、懐かしの「ノート遊び」だけでなく3Dを使い卓上への遊びに広がっていた! 6歳の子どもも“懐かしい”という本作の感触を開発者に聞いてみた

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 9月30日から10月3日まで開催された、「東京ゲームショウ 2021 オンライン」。その幕張メッセ会場に出展されていたのが、デスクワークスが開発中のインディーゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』だ。

少年の日の思い出が蘇る『RPGタイム!~ライトの伝説~』今冬発売が決定。ゲーム全編にわたって詰め込まれた独創的なアイデアが高い評価を受けたインディーズタイトル

――現状の完成度で満足度はどれぐらいですか?

藤井氏
 満足度で言うと120パーセントは超えています。当時2年間で作ろうかという話をしていて、もっと時間をかけて作っているので、2とか3を作っているかのようなイメージです。当時こうなったらいいのに、ああなったらいいのにと思っていたものよりも、もっとすごいものが出来ています。

 なので、自分たちでも出来上がったものにたいして驚いています。120パーセントっていいましたけど、200パーセントでもいいぐらいですね(笑)。

南場氏
 たしかに、2作目分ぐらいは作りました。

藤井氏
 2018年からでも120~130パーセントぐらいにはなってますね。遊びやすくなったという部分もありますし、いろいろなイベントでプレイしていただいて、直したらもう少しわかりやすくなるなという部分もあったので。

 あれがなければ、遊びにくいものになっていたと思います。操作など、遊びもちょっと独特の部分があり、迷う方もいらっしゃいます。いろいろとごちゃごちゃ描き込んである分、どこを見ていいのかわからないこともありました。あとは、フォントを調整してテキストをちゃんと読めるようにするなど、細かい配慮もしています。

 以前はもっと、同時にいろんなことが起きていましたが、ひとつでないとユーザーが迷って追えなくなります。長年ゲームを作っていると、徐々に知らない間に難易度が上がっていくみたいな話がありますが、そうしたことがこのゲームにもあったなと思いました。

話題の手書き風インディーゲーム『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、懐かしの「ノート遊び」だけでなく3Dを使い卓上への遊びに広がっていた! 6歳の子どもも“懐かしい”という本作の感触を開発者に聞いてみた_016
こちらはゲーム画面ではなく、ブース内に転じされていたもの。

――リリース後の予定や目標などはございますか?

藤井氏
 変わらずデスクワークスというチームで、新しいゲームを作っていきたいと思っています。インディーゲームは、ジンクスでいうと続編の2が売れないと言われていますが、今だと無料でアップデートをするのか、それとも有料でアップデートをするのかなど、いろんな手段があります。

 ゲームを完成させたあとには、周りを見ながら新しいコンテンツを用意できればと思っています。

――続編になるかもしれないし、まったく新しいゲームになるかもしれないと。

藤井氏
 そうですね。今回の主人公はケンタくんですけど、女の子がこのRPGを作ったらどうなるのかとか、いろいろアイデアは貯まってきています。その一番いいやつをお見せできればなと思います。

――最後に、本作の発売を楽しみに待っているファンに向けてメッセージをお願いします。

南場氏
 以前からご注目をいただいていたのであれば、その期待を裏切らないように遊びを詰め込んでいます。楽しみにお待ちいただければと思います。

藤井氏
 ぜひ遊んでもらって、ゲームもグッズが増えたほか机が賑やかになるなど、後半になっていくにつれて面白い要素がどんどん出てきます。RPGでは、仲間や訪ねた土地などが積み上がっていきます。それが徐々に面白くなっていくのが、最初に作った15分で終わるRPGでは表現出来なかった部分です。

 ぜひお手にとって頂いて、可能であれば最後までプレイして、ケンタくんのRPGをエンディングまで進めていただきたいなと思います。

――本日はありがとうございました!

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