いろんな手段でお金を稼ごう！！(なおすべて非合法な模様)
メインストーリーは「ミッション」に挑戦することで進行していきますが、
まずはお金を稼がないとミッションに挑む武器にも困ってしまうので、
今しがた解放された「サイド・ハッスル」「指名手配アプリ」の機能等を使いながら小銭稼ぎをやっていきましょう。
えーとまずは……
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ゴミ漁り、っと…………
次は…………
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フリーランスの暗殺ね……
それと～
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飲食店のレビューサイトに最悪な評価をつけて…………
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報復に来たギャングを全員ぶちのめす仕事、かぁ～～～
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いや、全部ロクなもんじゃなさすぎるだろ！！！！！
というか食べログ的なアプリに☆１評価をつけたくらいで殺しに来ないでください。
このゲームをやって一番感じたのは「倫理観があまりにメチャクチャすぎると逆に面白くなっちゃう」ということですね。
なんというか、昔の友達に会うと「昔はバカやってたよな～ｗ」みたいな話で盛り上がると思うんですけど、
その「バカ」が500倍くらいの危険度になって雪崩のように襲い掛かってくるゲームだなと思いました。
ちなみにゲームシステム的な話をすると、
常に地図上やフィールド画面上に目的地へのガイドや直近のタスクが表示されるので
「えーと、何やればいいんだっけ？」ってことに全くならないのがラクです。
こういうゲームをやるとき余計な頭脳は使わず勢いで楽しんでいきたいから助かります。
やってることは狂っているのにシステム面は割としっかりしてるギャップ……なんなんだよ！！
稼いだお金で武器や服を買おう。
こうして手に入れたお金は武器や服を購入するのに使用できます。
武器を購入したりアップデートすれば今後の戦闘が有利になるし、衣服を新調すればプレイ中のテンションも上がるってことですね。
シナリオが少し進んで「シノギ」という事業を新たに興せるようになるとさらに巨額のお金が必要になりますが、それについては後述します。
冒頭のキャラクリエイト同様、服や武器・車もビジュアルをかなり細かく調整できるのがうれしいです。
色合いの変更はもちろん遊び心もかなりあって、武器の見た目を武器以外のモノに変えちゃうことさえ可能です。
経験値でレベルアップして能力を手に入れよう
ミッションをこなして経験値やお金を稼ぐ……あるいは「特定の武器で特定の相手をキルする」などの「チャレンジ」課題を埋めていくと、
戦闘に役立つ必殺技的な「スキル」や、
プレイヤーの行動を補助してくれるような能力である「PERK」が手に入っていきます。
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獲得したスキルはゲーム内のスマホ的デバイスで閲覧・装備できます。
「最悪すぎるだろ！！」と笑ってしまったスキルが前述の「パイナップル・エクスプレス」。相手の股間に爆弾を突っ込んで敵陣に放り投げるスキルだぞ！ちなみにこれが一番最初に手に入るスキルだし、実際めちゃくちゃ汎用性が高いです。
ちなみにPERKはこんな感じ。
こうして武器が整ったり能力が手に入ったりすると、自然と「次のミッションで成長を確かめてみるか！！」って気持ちになれて、実際戦闘が前より楽になってたりするとめちゃ気持ちいい！
「ミッションで腕試しをする」と「お金や経験値を稼いで強くなる」のモチベーションが勝手にループしていくと、「このゲームにハマってきたな」と実感できてうれしいですね。
「ミッション」をいくつか進めていくと物語がいよいよ大きく動き出す
さて、何時間かプレイしてみて、
ドンパチやって、お金稼いで、強くなって、またドンパチやって……の繰り返しの要領は掴んできたものの……
それだけで冒頭のあのシーンにたどり着けるのでしょうか！？
そんな風に思い始めたころ、ストーリーに転機が訪れます。
物語の舞台である「サントイレソ」は次の三つの勢力が幅を利かせているわけなんですが……
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三大勢力その①：サントイレソの治安を維持する……ように見せかけてワルそ～な「マーシャル」。
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三大勢力その②：脳筋っぽさが強く、まさしくギャングって感じの「ロス・パンテラス」
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三大勢力その③：サントイレソを混沌に陥れようとするアナーキストたち「アイドルズ」(個人的には見た目がかっこいいから好き)
主人公や仲間たちもそれぞれほんのりとその勢力に加担しているんですね。
主人公はマーシャル(元)社員、ニーナはパンテラスのドライバー、ケブはアイドルズと懇意のDJといった感じで……。
そんな状況ではいつかは仲間同士で傷つけあうことにもなるわけで……
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アイドルズの人「仲間なら……お前があいつらを殺せ。」
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ケブ「…………」
めちゃくちゃよく見る展開ですね。
そんなこんなで最終的には
「ウチら4人集まれば最強じゃん？ウチらで犯罪帝国作るっしょ！笑」的なノリで巨大勢力からの分離独立を決意することになります。
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主人公「みんな、私たちにはスキルがある。どうして自分たちのためでなく、他人のために働かないといけないの？」←これかっこよすぎますね。世の中のサラリーマンが言いたいセリフナンバーワンじゃないでしょうか。
そう、ここからが物語の真の幕開け。
どこの勢力にも属さず、主人公たちたった4人で立ち上げた組織・「セインツ」の成り上がりが始まります。
ここに至るまでの様々なミッションを通じて各組織や仲間たちのキャラクター性がしっかりと開示されるので、あなたもプレイすればおのずとこのシーンでアツくなれるはず！
私はというと「ウチら4人で……マヂで犯罪帝国築きてぇ～～～！」という気持ちにさせられました。
こういうクライムアクションゲームに対して漠然と抱いていた偏見で
「とにかくワルいことをしたいだけでキャラクターやストーリーはお飾りなのでは？」と思ってたんですけど、世界観やキャラクターの導入が丁寧なのできちんと「この世界で成り上がりたい、仲間たちにイイ思いをさせたい」と思わせてくれました。
特に主人公ら４人組のキャラクターが良くて、みんな倫理観はオワってるんですけどそれでも「ウチら4人は何があっても離れないファミリーだぜ」感が伝わってきて良い。ハンターハンターの幻影旅団みたいな繋がりだと思いました。
ウチらの組、「シノギ」でもっともっとデカくしていこうぜ！！！！
さて、セインツ結成後は、「どんどん事業を起こしてセインツをデカくしていくぜ！」ということでサントイレソ各地に「シノギ」を設けることができるようになり、既存三大勢力の縄張りを乗っ取っていくことになります。
日本語の「シノギ」の概念が洋ゲーでもビタッとハマるの面白いな……。
ちなみにシノギで行う事業はこんな感じ。
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シノギその①：フードトラックを強奪してタコス屋さんを営む！！
なんかよくわからないけど……サプリ販売のネットワークも牛耳ったらしい。
サプリって、ビタミン剤かな？(すっとぼけ)
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シノギその②：大企業から有毒物質と多額のカネを受け取って違法廃棄！！
短パンノーマスクで立っていい場所じゃなさそうですね。
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シノギその③：保険金詐欺のための当たり屋！！(画像は車に11連続ヒットした大爆発で吹っ飛んだ上にアドレナリンがドバドバ出ている状態)
今まで以上に最悪！！！！！！！
連続当たり屋はやりながらめちゃくちゃ笑いました。
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また、こうしたシノギは時間経過で勝手に収益が発生する仕組みになっています。
不労所得！私の好きな言葉です。
シノギの収益性は周囲の警察や他勢力のたまり場等の「脅威」を排除することでさらに向上していきます。
また、シノギ自体が抱えているタスクを消化しきったりそのほか多様なタスクを完遂すると「区画クリア」！
そのシノギが配置されている地域一帯が完全にセインツの縄張りになるみたいです。
こうして主人公たちセインツ幹部4人は仲間を得て、使われる者たちから使う者たちにシフトしていきます。社会の縮図ですね。
しかし「初期メン」のニーナは以前のペイデイローン強盗を思い返しながら、他人任せでお金が入ってくる現状への違和感を吐露。
それに対し主人公は、「いやそいつらを教育したのも、ヘマしたときのケツを拭くのも私たち。だから普段何もしないでカネが入ってくるのは当然じゃん？ｗ」的な返答をします。
そう、これからはそんな後ろめたさなんて微塵も感じないくらいにセインツをデカくしていくんだ…………
なんたって、このサントイレソに犯罪帝国を築きあげるんだからな！！！！
そしていつかは……OPのあのシーンにつながっていくのでしょう…………。
そういえば、セインツ結成後に手に入れた新しい拠点って…………
どう見てもOPムービーに出てきたところなんだよなぁ～～～！！！！
約束されたあのシーンに向かって進む物語。
あの時私たちを襲ったのはいったい誰なの～～～！？
これから先、私たちどうなっちゃうの～～～！？
今後の展開が気になる！！！！
20時間ほどプレイしてみた所感まとめ
【良いと思ったところまとめ】
・戦闘は自分のような初心者でも普通にできる……というか爽快で楽しい！と思えたのはうれしい誤算。
・ストーリーとキャラクターが思いのほか良くてアツい
・やることなすことメチャクチャで面白い(もともと『Saints Row』はバカゲー要素に定評があるシリーズとのこと)
・マップのナビゲーションやタスク表示など主人公をリードする機能が充実していて頭空っぽにしてても遊べる
・車の運転が気持ちいい
【人を選ぶかもしれないところまとめ】
・和訳されたセリフテキスト字幕の表示時間が短いときがあって、セリフをじっくり読めない時がある
・プレイ中何度かロード中のままフリーズすることがあり、今後の修正が望まれる。
・同一の作業やミニゲームを何度も行わないと達成できないタスクが多い気がするので、フルコン狙いの人は大変かもしれない(例えば保険金詐欺の当たり屋ミニゲームは6回くらいやった)
・・・
「ワルなゲームに憧れてるけどなかなか踏み出せないな～」と思っていた私でしたが、シッカリ楽しむことができてうれしいです！！
クライムアクション未経験の方や『Saints Row』シリーズ未体験の方はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
それでは、私もミッションをどんどんこなして真相を確かめてみたいと思います。
さようなら～……
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慣れってすごいね。
終わりです。
ありがとうございました。
