よく、「HoYoverseが作る男子キャラは美形だ」と言われている。
今回の主題になっている『崩壊:スターレイル』だけでなく、『原神』や『崩壊3rd』に登場する男性キャラクターも、かなりの美形として描かれていることが多い。サッと、何人か男性キャラクターを並べてみよう。
う~ん、美形。
このキャラモデルの完成度こそが、HoYoverseタイトルの最大の魅力と言っても過言ではない。そしてこのキャラたちの美貌を褒め称える形でちょこちょこ言われているのが、「あまりにも美形すぎて、パッと見では男性か女性かわからない」ということ。特に上記の画像にいる「カーヴェ」なんかは、遠目で見たら本当にわからない。まつ毛の長さだけでチャンバラを繰り広げられるのではないだろうか。
だから、今回は「もし『崩壊:スターレイル』の男子キャラが、女子になったらどうなる?」【※】ということについて考えてみようと思います。えっ、いきなり理論が3段ぐらい飛んだ気がする?
※文脈を補足すると、『崩壊:スターレイル』に限らず、HoYoverseタイトルではファンの間で「美形の男性キャラが女性キャラになったら?という妄想をふくらませる」ことがよくあったりなかったりします。
つまり、これは「男子キャラが女性だったら、こうなってほしい」という私の勝手な妄想だけで構成された記事だということです。この記事に事実はひとつも存在していません。すべてが妄想と、存在しない前提のもとに書かれた記事です。覚悟してください。あと一応、この記事はなぜかHoYoverseのチェックを通っています。……なんででしょうね?
※こちらの記事は「筆者が勝手に妄想を繰り広げる」だけの記事となっていますので、公式の見解は含まれておりません。「性別入れ替えが苦手。嫌悪感がある」という方は、ご注意ください。
※この記事は『崩壊:スターレイル』の魅力をもっと知ってもらいたいHoYoverseさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
私立『崩壊:スターレイル』学園
とはいえ、「女子だったらどうなるのか」を完全にフリースタイルで妄想してしまうと、読者のみなさまが本当についてこれなくなってしまうかもしれません。なので、舞台を設定しておきましょう。
とりあえず、「私立 崩壊:スターレイル学園」という高校があります。
そして、私はその高校の転入生です。今、みなさんの脳内には「私立崩壊:スターレイル学園」が置かれました。置いといてください。
……朝。まず、私は家を出て高校に向かいました。たぶん口に食パンを咥えていると思います。遅刻気味なのでダッシュしています。ほら、こうしておけばなんとなく想像しやすいでしょう? あ、一応「私」はCV石川由依です。
で、校門の前で風紀委員をやっているのがジェパードさんだと思います。この人、学園生活が一番想像しやすい。風紀委員で、金髪ポニーテールで、剣道部で……あとバンドもやってる。属性盛りすぎだろ。いやでもジェーちゃん素でめっちゃ属性盛られてるから! これ私悪くないよね!? あと手先が不器用だし、絵も苦手。やっぱり属性盛りすぎだろ。
たぶん、遅刻してきた私を「こらっ、遅刻だぞ!」と叱ってくるところがファーストインプレッションだと思います。で、結構そこから腐れ縁みたいになって、学園祭とか体育祭とかで一緒する感じです。それでジェーちゃん先輩は不器用なので、ちょっと私が調理実習とかを手伝ってあげたり……。CV誰にしようかな……意外と早見沙織とか行ってみるか……?
まずい、これ帰ってこれなくなる!
私が「私立崩壊:スターレイル学園」から帰ってこれなくなる!!
そして、校門を抜けて教室に入る。私は転入生なので、多分窓際の席に座ることになる。なぜなら窓際は作画が一番楽だから。隣にいるのが、「丹恒」さん。丹恒さんは黒ロングがいい。ここだけは譲れない。すいません、私の時空のスタレ学園では丹恒は黒ロングってことになってます。
でも、女子verのイメージはみなさんの脳内で好きに作っていただいても構いません。みんなで作り上げる読者参加型企画です。ラブライブみたいなもんです。丹恒さんの声優はLynnか、若山詩音か……「ミオリネか井ノ上たきなかハッキリしろや」って感じですね。
丹恒さんは、私の隣の席でずっと読書をしている。たぶん話しかけても塩対応される気がする。物静かで、まさに高嶺の花。黒く美しい花に一滴の血を落としたような赤いアイラインが、その艶めかしい印象をより際立てている。丹恒に赤いアイライン引いた人ってたぶん天才。ブルアカのイズナと同じアイシャドウの入れ方しとる。
ずっと思っていたのですが……この「男性キャラクターの艶めかしさ」を描くのが、HoYoverseタイトルは上手いと思うのです。ちょっと抽象的ですが、「目元が“シュッ”とした感じ」とでも言えばいいのでしょうか。明らかに日本では出てこない「艶めかしさ」が宿っているのです。
この「特有の艶めかしさ」が結構如実に出ていると感じるのが、『時光代理人』というアニメです。すいません、HoYoverse全然関係ないアニメです。でも、クオリティも高いし、ストーリーも面白いし、男子キャラもなんか艶めかしい感じだし……とにかくオススメです。なんとなく、「たしかに、あっちの作品特有の“色”がある」と感じられるはず。なんとなく私の言いたいことの意味がわかるはず。
もしかしたら「で、刃ちゃんは?」と感じている人が多いかもしれません。
でも……刃ちゃん情報少なすぎてどうしたらいいのかわからん!
今のとこ、私が知ってる刃ちゃんの情報って「銀狼のゲーセンに付き合ってる」「胸筋がデカい」くらいしかないです。アルハイゼンぐらいデカい。だからたぶん……刃ちゃんもデカい。「だから」ってなんだよって感じですね。良い人なの? 悪い人なの?
あ、でも刃ちゃんもだいぶ特有の「艶めかしさ」が出ていると思います。というか、仙舟「羅浮」のキャラは全体的にHoYoverseの得意技を感じます。刃ちゃん……私の帰り道のゲーセンにいる怪しい人。
景元さん……景元さんは生徒会長だろうか? もしかしたら先生かもしれない。てかこの人そもそもお姉ちゃんみたいなもんだと思う。なぜそこに泣きボクロを置こうと思ったのか。景元の目元に泣きボクロを置こうと思った人を問い詰めたい。問い詰めた後に賞与をあげたい。
もう彦卿とか……大体おねショタみたいな感じ。
多分この人もカーヴェと同じタイプだと思います。100mくらい離れたらどっちか分からない。あそこの泣きボクロひとつが時空を歪めていると言っても過言ではない。姉キャラにしか許されない泣きボクロの位置。泣きボクロという名の特異点。髪もなんかふわふわしてるし……絶対良いにおいすると思う。
私……『原神』でも全く同じ理由で「鹿野院平蔵」くんが好きなのです。彼も、泣きボクロの位置が絶妙。冷静に考えてみれば、泣きボクロっておそろしい。目元に、たったひとつホクロがあるだけ。なのに、アレひとつで印象があまりにも大きく変わる。人間の顔は差し色ひとつでこんなにも印象が変わるのか。泣きボクロがたったひとつあるだけで、あまりに印象が違う。
──最近、私はひどく疲れている。やることが多すぎる。誰か助けてほしい。だから、誰かに優しくされたい。もう疲れてるから癒されたい。少しでも心を落ち着けたい。景元さんに優しくされたい。
実はこの記事……これまで4回近く続いてきたプレイ日記のうちのひとつなのです。
あ、でも過去の回は全く読まなくていいです。
これまで、「プレイ日記なんてオワコン。なぜなら連続性を持たせると、“続けて読まなければならない”という強制力が生まれる」、「そして連続して読み続けなければならないものは、コンテンツの多さとリードタイムを鑑みた上で、今の時代に適していない」、「ならば、それぞれを独立させたうえで面白い日記にすればいい」という、私の勝手なリサーチ結果の上で書き続けていました。
それぞれが独立した面白い日記を、2週間に1本出す。中々に恐ろしいオーダーです。自分で勝手に縛りを設けたのだから自分で勝手に首を絞めてるだけなのですが。そしてこれまでの4回、本当に私はよく頑張ったと思います。本当に頑張った。自分で自分をねぎらってあげたい。誰もねぎってくれないから。
…………………何が言いたいのかというと、いよいよ完全にネタが切れました。
私はいま……締め切りの数日前にこのdocを開きながら延々と苦しんでいる! 「もう書くことなくね?」と思いながら、FF16をやったりFF16をやったりFF16をやったりしていたら、締め切りが数日前に迫っていた。もう終わりだ。文句は吉田直樹に言え。
そして辿り着いた結論こそが……「もはや妄想だけの記事を書けばいいのではないか?」だったということです。美男子でも十分すぎるくらい嬉しい! さらにその上で女子にもなったら嬉しさ2倍!!
最後は己の思いを完全に解放する! それが人間の最終奥義! その上で、飲酒する! もう酒だ! 酒の力だ!! お酒を飲んでメチャクチャになった状態で筆を走らせれば、翌日の朝にはそりゃもう素敵な記事ができてるに違いない!!
「頼んだぞ!アルコールin状態の私!!」と言わんばかりにトランス状態でこれを書いてます!
どうにかなれ────────ッ!!!!!