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【今日は何の日?】「ファミリーコンピュータ」が発売された日(7月15日)。“ファミコン”の愛称で空前のヒットを飛ばした、家庭用ゲーム機の代表的存在

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 7月15日は「ファミリーコンピュータ」(以下、ファミコン)が発売された日だ。

【今日は何の日?】「ファミリーコンピュータ」が発売された日(7月15日)。“ファミコン”の愛称で空前のヒットを飛ばした、家庭用ゲーム機の代表的存在_001
画像はパブリックドメイン

 任天堂から「ファミコン」が発売されたのは1983年7月15日のこと。当時、アーケードゲームとして人気を得ていた『ドンキーコング』を見劣りすることなく家庭で遊べるゲーム機を目指して設計され、ローンチタイトルは『ドンキーコング』、『ドンキーコングJR.』『ポパイ』の3本。当時の本体価格は1万4800円となっていた。

 コントローラは十字ボタンを左手側に、A・Bボタンを右手側に配置した横長のもの。現代まで伝わるコントローラの標準的な形と言えるだろう。

 本機は同時期に発売されたゲーム機の中でも空前のヒットを飛ばし、「家庭用ゲーム機と言えばファミコン」と言えるほど一般に認知された。これまでに6191万台を売り上げ、ゲームソフトの累計販売数は5憶本超にも達する。(参考:読売新聞

 任天堂としては初めてのカートリッジ交換式を採用したゲーム機でもあり、さまざまなソフトを入れ替えて遊べる点も人気の理由のひとつ。任天堂の『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』をはじめ、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』『ロックマン』など、現在まで人気を保ち続ける数々の名作シリーズのタイトルが「ファミコン」で発売されてきた。

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(画像は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」公式サイトより)

 なお、2016年には30タイトルを収録した手のひらサイズの復刻版「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売。2023年現在の現行機であるNintendo Switchでも「Nintendo Switch Online」のサービスの一環として一部のファミコンタイトルをプレイできるほか、当時のプレイ感を再現したコントローラーも販売中だ。

 また、任天堂は2023年の“ファミコン40周年”を記念し、2023年7月15日に「ファミコン40周年キャンペーンサイト」を公開している。毎週異なるテーマでさまざまなファミコンソフトのナンバー1を決定する「ファミコン国民投票」をはじめ、さまざまなコンテンツを用意しているそうなので、ぜひこちらもチェックしておこう。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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