俺は、誓って殺しはやってません! こんにちは、マシーナリーとも子です。
夏……それは積みゲーの季節。
各社各プラットフォームがこぞってセールを開催し、我々に「うーんとりあえず買っておくか」の気持ちを促す灼熱の時。
今回、またもやセガがセールを開催! マシーナリーとも子もなんかやれ! セールをアピールせよ! ということでここぞとばかりにセガゲーを買わせてもらいました。みなさんも「いま他に遊んでるゲームがあるから……」なんて言わずに買っておきましょう。そして積もう。だってゲームには賞味期限なんて無いんだから……。
※この記事は「セガ サマーセール」の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
ぷよぷよとテトリスが……混ざる! どうやって……?? 『ぷよぷよ™テトリス®2』
通常価格3850円→セール価格2926円(24%OFF)
まずは編集部から「これなんてどうスか」と薦められた『ぷよぷよテトリス2』をチョイス。誰もが知ってる落ちものパズル2大巨塔がひとつのゲームにくっつき、対決することができるというドリームなパズルゲームだ。
ていうか最初に話に聞いてた時から不思議に思ってたんだけど……『ぷよぷよ™』と『テトリス®』がくっついてるってどういうことなんだ……?
これが格闘ゲームとかならわかるんだよな。互いに折半しあったルールで違うタイトル同士のキャラクターが戦うっていうのは……。体力をゼロにした方が勝ちってルールではあるし……。
でも……『ぷよぷよ』と『テトリス』はルールが違いすぎないかっ!? 方や同じ色のぷよを4つ繋げて消す、方や横に一直線を作って消す、目的が全然違うじゃないか。いや、天井まで積み上げちゃったら終わりっていう「負けのルール」は一緒だけどさ……気になるぜ!
ていうかそもそもどっちの作品もミーハー的に触れてきたことしかないから何気にちゃんと買って遊ぶのってすげ〜久々な気がするな……。
『ぷよぷよ』は……あれ……? プレステの『ぷよぷよSUN』とか以来じゃないかもしかして……?
『テトリス』は……? んん……? 絶対ちょくちょくどこかでなんらかの形で遊んでるはずなんだけど……あれ? キーホルダーのやつ以来……?
いやそんなはずは……。
ともかくストーリー仕立てになってる「アドベンチャーモード」から遊んでみるぜ! 遊んでみるとなるほど、意外と対決ルールは単純明快。敵から攻撃された場合、『ぷよぷよ』側は上から、『テトリス』側は下からおじゃまぷよなどのペナルティが発生するルールとなっている。
ふーん突き詰めると「こっちのルールの方が強いぞ!」とかあるのかもしれんけど、確かにこれなら慣れてる方のルールで遊べるわね。
本当に久々に『ぷよぷよ』遊んだんだけど連鎖とかどうやってやるんだっけ? よくわからん! こういうのはな、とりあえず3つずつ繋げとけばええんや!! とやってみたら
初見で意外とそれっぽくなってしまった。
いいんだけど記事としては超絶下手ってわけでもないし当然超上手いというわけでもない、一番撮れ高がないパターンかもしれない。みなさん、『ぷよぷよ』は見ての通り「なんとなく」でも楽しめます!!
しかし……『ぷよぷよ』は昔付き合いで遊んだりしたことあるからなんとなく狙いはわかる、わかるけど『テトリス』ってやりこんだ事ないし増してやPvPの形式で遊ぶなんてやったことが無いな……一体……何を狙えばいいゲームなんだ!?
こういう時は素直にレッスン(チュートリアル)を遊ぼう!
充実したチュートリアルが用意されていて参考になる。Tスピンとかはインターネットでもよく聞くテクだから知ってたけど他のテクは全然知らなかったわ……。
連鎖に対抗するためにはたくさんすぐ消せる状態を作っていて矢継ぎ早に消すのが有効、なのかしら……? こういう知らない世界のテクを勉強できるのはうれしいものですな。
問題集とかもあるしトレモは充実! 入門用にとてもいいのではないでしょうか。
さらにはぷよぷよとテトリスが混ざりあった「ぷよテトミックス」ルールも存在。そんなの一体どうやって遊ぶんだよ! と思ったら「テトリミノ(テトリスのブロック)はぷよを押しつぶすことが可能!」という超大胆なルール。確かに硬いテトリミノなら潰せそうだけども!
やり方によっては両者の消しを同時に行う「ミックス連鎖」とかもできるらしいんだけど、遊んでみたところ脳のふだん使ってないところの使用を求められてCPUにボコボコにされました。どへー。
何気なく遊んだら夢のゲームでした 『戦場のヴァルキュリア リマスター』
通常価格2189円→セール価格1466円(33%OFF)
続いては『戦場のヴァルキュリア リマスター』をやってみるぜ!
これも昔から「あるなあ〜」と思いつつ手をつけてなかったシリーズ。こういう作品こそセールの時に買っておいて遊んでおくべきでしょうな。
なんとなく「戦争もの」で「戦車が出てくる」ってことは知ってるが果たして……?
まず最初にビビるのはそのビジュアルの良さ。このハッチング風のエフェクトがかかった手書き風ビジュアルめちゃめちゃいいね!! オープニングのタイムラプス風演出もこの表現に自信ありの気持ちが見えて感心しちゃう。
このぐるぐる槍持ってる女の人は見たことあるな。
そして遊んでみると戦闘システムにも感心したぜ!
基本は1面ごとに設定されたマップを攻略していくシミュレーションゲームといったところなんだけど、動かしたいキャラクターを選ぶと……。
都度都度アクションゲーム風の操作に切り替わる! えっ、夢じゃん。誰もが一度は「こういうシステムのゲームあったら贅沢だけど面白そうだよなあ〜」ってガキのころ夢想するやつじゃん。こんなところにあったんだ10年以上前から。
単純にシミュレーションゲームなのにシューターのような射線の意識や高台や障害物の意識が必要になってくるのが面白いし、味方戦車に隠れて敵の攻撃から身を隠すみたいなフレキシブルな作戦も取れて、「自由度が高い気がする」って感じが強くて面白い!
この「自由度が高い気がする」って感覚が結構重要そうな気がしていて……実際はそこまでものすごいなんでもできるわけではないんだよな。
移動するのには兵科ごとに設定された「アクションポイント」を消費するし、どりゃあと自由にジャンプしたりスライディングしたりといった動的な行動で敵の攻撃を回避したりはできない。また、攻撃は1行動に一回しか行えない。
敵は射程内に入ると自動的に迎撃射撃をしてくるので下手なルート取りをすると蜂の巣にされるし、実際は少しずつチマチマと戦線を上げていくのがセオリーになりそうだ。
それでも、自分の意思で動かすことができるってだけでなんでもできるような気がするし……何よりやられた時の感情の負担が小さい気がするんだよね。
なんというかこの、シミュレーションとアクションの折半的システムが、シミュレーション的な「作戦で負けた!」という気持ちとアクション的な「プレイングで負けた!」というマイナスの感情も折半してくれているような気がする。
5ステージほど遊んでみたところ、なかなか難易度は高くて結構やり直しを強いられてるんだけど、そうした効果もあってか割と「次はやり方を変えてトライしてみるか…!」と前向きに再チャレンジさせてもらえるような気がするんだよな。いや、よくできたシステムだわー。
それにアクション要素が加わることで、シミュレーションゲームにありがちな「大勢が決すると消化作業になって眠くなる」みたいなのも薄れてる気がする。緊張感が持続できる効果もある気がするぜ。
キャラクターも数が多いけど、セリフに個性があってストーリーに出てこない奴らにもちゃんと愛着が湧くようになってていいわね。負傷した仲間を助けるときのセリフが汎用のものでも複数あるし、仲のいいキャラ相手だと名前を呼ぶものも用意されていたりして細かいところに気が配られててうれしい。色々試したくなっちゃうね。
キャラクターの中では突撃兵のイーディが可愛くてお気に入りです。
まだ「タイトルのヴァルキュリアってなんじゃい」状態なんだけどこれはマジで完成度が高いな……! PS3で出た時にやっときゃよかった。いや、やってなかったからいまこういう形で触れられてるんだけども…! おすすめです。