しらけた顔 変わってなくてよかった ピンクの植木鉢の ぐちょぐちょした心のそばに
ギャル────!!!!!
や……やりやがった……。ミクさんと組むフェアリーポケモンでプリンが来るところまではなんとなく予想できたけど……まさかギャルが来るなんて……。
サプライズギャル理論。
このソックス! この髪色!!
そして携えたまくらは多分「ねむる」ため。授業中寝てそう。
コラコラコラコラコラ。
アカン、みずミクと同じ感情が刺激されている。水谷さんのかわいい絵柄でこういうことされると余計に頭がおかしくなる。また唐突に「CERO-C」になってしまう。そしてよく見ると、ポケモンずかんをかわいくデコっている。しかも初代の。これが「平成レトロ」ってヤツ……?
キーホルダーにはハート形のポケウォーカー的な何かをぶら下げていたり、まくらにはなつかしいアイコンがプリントされていたり……。そしておそらく髪飾りはキュワワーをイメージしたもの。とにかく、小物へのこだわりがすごい。やっぱりギャルだからだろうか。
そしてプリンとのズッ友プリクラ。かわいい。かわいい。かわいい。3回も書いた。文字数稼ぎじゃないです。何気に、プリンのずかんナンバーは「0039」。そう、「ミク」なのだ。たまたま、歌をうたうポケモンがずかんナンバー「0039」。なんというミラクル。「39」に導かれた運命のふたり。これはズッ友です。
愛の夢も テンペストも めくるページから生まれては消える 泡沫の恋
水谷恵、万華鏡か?
すごすぎる。これだけやって、すべての景色が違う。なんならむしミクに至っては他と等身すら違う。そんな初音ミクも、ある意味万華鏡。覗くたびに姿が変わる。ふたつの万華鏡が重なる時、その景色は千変万化。
はぁ、ちっこくてかわいい……。
急にIQが下がる。
個人的に、この「ひじ」と「ひざ」に虫の関節の意匠を取り入れているところにすさまじいフェチを感じます。「むし」という最も有機的なタイプでありながら、その実「人工物」としての初音ミクの側面を最も際立たせている。羽虫と電子、交わるはずのないデュエット。その音色、まさにアンビバレント。
これまでのミクさんはどれもこれも感情豊かそうな方が揃っていましたが、むしミクさんはちょっと感情の起伏が小さそうなところもかわいい。いや、実際口を開いたらすごい感情豊かかもしれんが。
コロトックの指揮に合わせて歌っているところも、むしの「群生」を取り入れているのかもしれません。集団で行動するゆえに、自我がちょっと薄い……みたいな。実際にしゃべったらメッチャ感情豊かかもしれんけど。
はぁ、ちっこくてかわいい……。
あらま求愛性 孤独ドク 流るルル 愛をもっと頂戴なねぇ痛い痛いのとんでけ
アクセル踏んでんね!!
個人的に、カンタロさんがデザインされたポケミクは「実際に歌っているイメージがしやすい=MVのイメージがしやすい」ところが最大の特色な気がします。より「ポケモンの初音ミク」としてキャッチーかつビビッドな印象を感じます。アタシ、「リベリオン」大好きです。
なんでしょうね、より「弾けてる」感が強いと言いますか。ミクさんそのものから「よっしゃあ!!」という気合が飛び出している。「せっかくのポケモンだ、派手に行こうぜ!!」というミクさんのパッションがひしひしと伝わってきます。私が好きなタイプの楽曲に出てきてくれそう。
メインコンセプトはおそらく「サイエンティスト」。
音楽要素の強いストリンダーを相棒に選びつつ、あえてそっちの「どく」方面に舵を切るセンス━━━俺でなきゃ見逃しちゃうね。毒々しいツインテールや無邪気な表情で「どく」らしさを演出しつつ、大きなサンダルや「白衣」ならぬ「毒衣」で科学者らしさも感じさせる。
まさに「どく」のいいとこ取り。
「りかけいのミク」ってヤツかな。
何気に、2枚目の右下であの「ロボピカチュウ」が登場しているのです!
ほら、あのりかけいのおとこが連れているロボピカチュウ!!
ロボピカチュウ自身もまさかここで引っ張り出されるとは思っていなかったでしょう。私もこれ見るまでこの子の存在忘れてた。デザイナーさんのポケモン愛がこれでもかと伝わってくる。ときめく心のモーションが、あなたに共鳴して止まないの!