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【今日は何の日?】『ポケットモンスター 金・銀』が発売された日(11月21日)。ジョウト地方を舞台にホウオウ、ルギアなど新たな『ポケモン』が登場するシリーズ第2弾

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11月21日は『ポケットモンスター 金・銀』が発売された日だ。

『ポケットモンスター 金』と『ポケットモンスター 銀』は、1999年11月21日に任天堂からゲームボーイ(ゲームボーイカラー対応)用ソフトとして発売された。『金・銀』はシリーズの原点である『ポケットモンスター 赤・緑』に続く、シリーズ第2弾となるRPGだ。

『ポケットモンスター』シリーズ最初の作品である『ポケットモンスター 赤』と『ポケットモンスター 緑』が発売されたのは、1996年のこと。その好評を受けてリリースされた『ポケットモンスター 青』『ポケットモンスター ピカチュウ』は、いずれも『赤・緑』の別バージョンという位置づけだった。

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▲最初にパートナーとなるポケモンは、チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコの中から1匹を選ぶ。
(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

これに対して『金・銀』は『赤・緑・青・ピカチュウ』の続編として、前作の3年後が描かれる完全新作だ。前作の舞台だったカントー地方に隣接するジョウト地方が新たな舞台となるほか、物語の後半ではカントー地方を訪れることになる。

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※画面はニンテンドー3DSバーチャルコンソール版『ポケットモンスター 金・銀』より。
(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)
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※画面はニンテンドー3DSバーチャルコンソール版『ポケットモンスター 金・銀』より。
(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

『金・銀』では『赤・緑・青・ピカチュウ』で出会うことのできるポケモンに加えて、ソフトのパッケージに描かれている伝説のポケモン「ホウオウ」や「ルギア」をはじめ、新たなポケモンが多数登場する。その中にはポケモンがこれまで知られていたものとは異なる進化をとげたり、これまで知られていたポケモンの進化前の姿だったりと、ポケモンの新たな生態を発見することもできる。また、色違いのポケモンが登場するようになったのも本作が初だ。

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(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)
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※画面はニンテンドー3DSバーチャルコンソール版『ポケットモンスター クリスタルバージョン』より。
(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

『金・銀』の発売から1年後の2000年12月14日には、別バージョンとなる『ポケットモンスター クリスタルバージョン』が、任天堂からゲームボーイカラー専用ソフトとして発売されている。基本的なストーリーは『金・銀』と同じだが、ポケモンの動きがアニメーションで表示されるなど、演出や展開の随所に変更が加えられている。男の子だけでなく女の子も主人公として選択できるようになったのも、この『クリスタル』が初だ。

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(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

『金・銀』の発売から10年後の2009年9月12日には、リメイク版となる『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』がニンテンドーDSで発売されている。本作では、DSならではのタッチ操作でポケモンたちがスポーツ競技に挑む「ポケスロン」など、新たな遊びが数多く盛り込まれている。

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(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

なかでも、ソフトに同梱された歩数計「ポケウォーカー」に好きなポケモンを転送して、ポケモンと一緒に現実世界へお出かけできるのは、『ポケモンGo』『Pokemon Sleep』など、後に登場する現実世界と連動した作品の先駆けとも言えるだろう。

なお『金・銀』の発売からちょうど3年後となる2002年11月21日には、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』がゲームボーイアドバンスで発売されている。さらにその12年後の2014年11月21日には、『ルビー・サファイア』のリメイクである『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』がニンテンドー3DSで発売された。それらのタイトルについてはこちらの記事<ルビー・サファイア 記事リンク>を参照してほしい。

ライター
過去には『電撃王』『電撃姫』『電撃オンライン』などで、クリエイターインタビューや業界分析記事を担当。また、アニメに関する著作も。現在は電ファミニコゲーマーで企画記事を執筆中。
Twitter:@ito_seinosuke

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