「棺桶」を背負った殺し屋は好きですか?
強烈な個性は、猛烈に人を惹きつける。
私がこのことを強く感じたゲームのひとつが、PlayStation2で発売されたアクションゲーム『GUNGRAVE』です。
「使用弾数十億初!!前代未聞の爽快感」と銘打たれた『GUNGRAVE』の特徴は、何と言ってもそのキャラクター設定と世界観。銃火器が大量に仕込まれた「棺桶」を背中にぶら下げながら、その手に握った巨大な二丁拳銃をぶっぱなし、淡々と仕事をこなす寡黙な殺し屋が主人公です。
……もう、「クールでかっけぇゲームは最高」という考えを標榜している身としては、この設定だけでも優勝なんですよ。マジで。
そんな超個性的なキャラクターデザインでプレイヤーの目を引いた『GUNGRAVE』シリーズ。最新作『GUNGRAVE G.O.R.E』でも、その独自の世界観とクールでド派手なカッコよさは健在。
今回は、「オモチャのようなゲームを目指した」という『GUNGRAVE G.O.R.E』の魅力を可能な限りお伝えしていければと思います。
今回本稿にて取り上げさせて頂くのは、『GUNGRAVE G.O.R.E』(Xbox One Xbox Series X/S Steam PlayStation 4 PlayStation 5)に様々な改善や開発を加えたNintendo Switch版『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』の内容となります。
文/DuckHead
※この記事は『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』の魅力をもっと知ってもらいたいBeepさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
硬派なストーリーと独自の世界観
それでは、『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』についてお話していくその前に、まずは『GUNGRAVE』というゲームシリーズについて簡単に触れておきましょう。
さて、カッコ良さに重心を傾けたシリーズの礎は、初代『GUNGRAVE』の時点で既にしっかりと仕上がっており、漫画『トライガン』や、ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズに登場する妖怪腐れ外道のデザインなどで知られる 内藤泰弘氏 が原案とキャラクターデザインを、漫画『逮捕しちゃうぞ』やゲーム『サクラ大戦』『テイルズ オブ シンフォニア』『テイルズ オブ ジ アビス』で知られる藤島康介氏がメカデザインをそれぞれ担当されています。
ちなみに、内藤氏は本作『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』にも参加しており、タイトル画面で表示されるイラストは、氏の書き下ろし作品。もうこの時点でカッコよさがにじみ出ていますね。
そんな初代『GUNGRAVE』の物語の始まりは、ミカという名の少女が巨大なアタッシュケースを携えてビヨンド・ザ・グレイヴのアジトを訪れる場面から。グレイヴは、記憶を失う代わりに強靭な肉体を手に入れ、周囲からは「死神」と呼ばれて恐れられている孤高の殺し屋です。
グレイヴがかつて愛した女性の娘であるミカがこの場所にやってきたのは、「グレイヴにこの拳銃を送り届けてほしい」という母の遺言を守るため。
ミカからその拳銃を受け取ったグレイヴは、覚醒すると同時に彼女の願いを察し、以前自身が籍を置いていたことのある組織 “ミレニアム” の現在のボスであり、グレイヴの幼馴染でもあるハリーを抹殺するため、独り敵地へ赴く……というのが、初代『GUNGRAVE』の大まかなあらすじになります。
かなり硬派な空気を持つ本シリーズですが、シリーズ作品を通しての重要なキーアイテムとなるのが、“シード” と呼ばれる人間の身体と魂を破壊してしまう麻薬。
初代『GUNGRAVE』でグレイヴが抹殺に挑むハリーは、ミレニアムを牛耳ってシードを世界にばらまき混沌を招いた人物であり、続編である『GUNGRAVE O.D』では、ミレニアムの崩壊によって消滅したはずのシードが再び世界に姿を現わし、グレイヴたちはその元凶であるコルシオネ・ファミリーの殲滅に挑みます。
その『GUNGRAVE O.D』から現実世界で14年後、PlayStation VRに対応した第3作『GUNGRAVE VR』を経て、今回ご紹介させていただくシリーズ最新作『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』へと物語は続くのです。
さて、『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』の語り部でありグレイヴの相棒となるのは、クォーツという名の少女。
そんな彼女は、シード破壊 “エル・アルカンヘル” のメンバーとして活動。この組織のボスは初代『GUNGRAVE』にて、グレイヴにハリーの抹殺を依頼したミカその人であり、グレイヴは彼女の右腕としてシードを撲滅するために心血を注いでおり、本作では世界最大のシード組織 “レイヴンクラン”を壊滅させるため、彼らは戦闘を繰り広げます。
このレイヴンクランを取り仕切っている幹部は全部で4人。
そのメンバーは、刀で人を切り刻むことに快楽を見出し、グレイヴを殺したいという願望を長年にわたって持ち続けているサイコアサシン「イェンセン・ザ・ブーストマスター」。
歌声で対象を魅了した後に残酷に殺害することから、“死を歌う魔女” という異名を持つ 「ビッグウーシェン」。
“妄想を食い生きる男” の異名で知られ、クォーツがクソジジイと呼ぶほどの狡猾さを持つ邪悪な男「トウロンティ」。
そして、最後の幹部はレイブンクランのリーダーとしてシードを世界各国に流通させている超本人であるスキンヘッドの巨漢「ガンフォー」。
これら4人の幹部たちは、それぞれが個性的かつ魅力的な風貌をしており、キャラクターデザインのセンスがその強い輝きを放っています。
このレイブンクランを相手に、巨大な二丁拳銃「ケルベロス」と背中に背負った巨大な棺桶「デスホーラー」という2種類の武器を振りかざし、死神グレイヴ・ザ・ビヨンドの新たな戦いが幕を開けるのです。
シンプルかつ爽快な戦闘システム
それでは、ストーリーの話を終えたところで、次に肝心のゲーム内容についてお話していきたいと思います。
……もうね、ステージスタートの段階からしてカッコよさが溢れているんですよ。
ステージ攻略の開始と共に画面中央に大きく表示されるのは「Kick their ass」の文字。この言葉を翻訳するのはまたの機会にしておきますが、これは初代『GUNGRAVE』から続く伝統的な演出でもあります。掴みはバッチリといったところでしょう。
そんな素晴らしい演出で開幕する本作のルールは非常にシンプル。うようよといる敵がワラワラとグレイヴに群がってきたところをバッタバッタと倒しながら、先へ先へとステージを突き進んでいけばOKです。
弾と敵が入り乱れる戦場の中、独り寡黙に歩みを進めるグレイヴ。彼はこの場所にいる間の多くの時間を敵との戦闘に割くことになるわけですが、その戦闘操作もまた非常にシンプルで分かりやすいものとなっていて、ボタンを押しっぱなしにしているだけで弾が出っぱなし。なんとグレイヴに「弾切れ」という概念は存在せず、リロード操作なしで常に弾を発射し続けることができるのです。
そして、本作のアクションゲームとしての面白さを高めてくれているのが、オートターゲットの存在です。
これは、カメラ操作をして銃口をある程度攻撃対象に近づけさえすれば、グレイヴが勝手にターゲットに向かって弾を発射してくれるという優れもの。
つまり、『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』では、ガンアクションでは必須ともいえる敵に狙いをつける操作、いわゆるエイムをほぼ必要としないのです。
オートターゲットがあることで、敵を上手く撃ち倒せないというストレスを感じることなくゲームを進められるため、よりダイレクトにアクションの楽しさを堪能することができるようになっているのです。
ちなみに、特定の敵のみに銃撃を向け続けるロックオンもあるので、場面に応じた戦法を選ぶことができるのもいいですね。
ゲームを進めていると、銃撃だけでは処理しきれない数の敵が襲い掛かってくることもあります。そういった状況に対しては、その場に立ち止まって四方八方に向かって銃を乱射する “ストームバラージ” や、背中に担いだ棺桶を振り回して相手をぶん殴る豪快な近接攻撃 “フューネラルストライク” をぶつけてることで対処可能。これらの攻撃もまた、ワンボタンで簡単に繰り出すことができるものとなっているため、基本的に直感的な操作で攻略を進めていくことができるのです。
さらに、攻撃を敵に当て続けることでカウントアップされていくビートカウントが一定値に達するごとに、グレイヴの攻撃速度が上昇。戦闘が熾烈であればあるほど、戦闘の爽快感も高まっていくシステムとなっています。
また、グレイヴにはシールドとHPという2つの体力ゲージが設定されています。シールドゲージが全て削られると、そこから初めてグレイヴのHPが削られ始め、最終的にHPゲージが0になってしまうとゲームオーバーといった具合。画面のレイアウトや基本システムは、『GUNGRAVE』のものを踏襲しています。
シールドの値は、ある程度の時間が経過すると猛スピードで最大値まで回復していくため、敵の攻撃を回避することに全神経を集中させる必要はありません。攻め重視……というか、ほぼゴリ押しみたいなプレイをしたとしても十分に戦えるというのが嬉しいところ。
敵の攻撃の回避が重要になる高難易度アクションゲームがおもしろいということに疑いの余地はありませんが、本作のように、圧倒的な戦闘力をもってしてただただ敵を殲滅していき無双状態になれるアクションゲームもまた、格別のおもしろさがあるのです。
……とは言うものの、あまりになにも考えずに適当にプレイしていると、いつの間にか敵に取り囲まれてボッコボコの袋叩きにされてしまうなんていうこともしばしば。
敵の弾の乱射っぷりもかなり激しいため、これまた気を抜いているとグレイヴがハチの巣にされてしまっていることも多々あります。
こういった状況にならないようにするために、回避も適宜使っていくことになるわけですが、これもまたワンボタンで発動させることができるため、操作としては非常にシンプルで、そこに難しさはほぼありません。
また、ステージによってはギミックが存在するものもあり、狭い足場の上で戦い、足を踏み外してしまうと落下して即ゲームオーバーになってしまう厳しさを持つステージや、走る列車の上で、急スピードでグレイヴに迫ってくる看板を避けながら敵を倒していくステージ、急に辺りが闇に包まれたかと思うと、周囲から一気呵成に敵が襲い掛かってくるステージなどグレイヴに襲い掛かる危機的状況はさまざま。
この真っ暗闇ステージでは、敵が振りかざすブレードの灯りが頼りになります。
また、ステージによっては、その最奥でボス敵が待ち構えていることも。言うまでもなく、ボス敵はその辺にいる雑魚敵よりも遥かに強力な攻撃をグレイヴに仕掛けてくるため、これまで以上に慎重な立ち回りが求められます……が、ある程度アクションに慣れている方なら、割とゴリ押しでもなんとかなるんじゃないかなと思います。少なくとも私はそれでなんとかしました。プレイヤースキルのせいでグレイヴのカッコよさをかなぐり捨てなければならないのが、なんとも口惜しいところ。
そして、ステージをクリアした後は、ステージクリアタイムやグレイヴの残りHP、戦闘が「どれほどカッコよかったか」などによってスコアが評価され、プレイヤーはその結果に応じた量のDNAを報酬として獲得できます。
不様な戦い方が減点対象となるのは、初代『GUNGRAVE』と変わりません。
なおこのDNAは、消費することでグレイヴの基礎ステータスの強化やスキルの入手が可能となる超重要アイテム。スタイリッシュでクールな戦闘が、グレイヴの強さの源となるのです。
クールな戦闘をして稼いだDNAポイントでスキルを買い、最初からクールだったグレイヴをより一層クールに仕立て上げ、次のステージでクールな戦闘を披露し、DNAポイントを稼ぐ……。クールスパイラルの誕生です。
何度でも何度でも使いたくなる必殺技、デモリッションショット
さて、DNAポイントを消費して行うグレイヴの強化によって初めて使えるようになるのが、グレイヴの必殺技であるデモリッションショット。
この技は、攻撃をターゲットに命中させることで蓄積されるデモリッションポイントを消費することで使用可能となるものであり、背中の棺桶を変形させて敵を攻撃するものも数多く存在します。上の画像のように両手剣に変形させて敵に斬り込んだり、巨大な狙撃銃やビームキャノンに変形させて敵を銃撃したりすることも可能。
棺桶の概念を根底から覆すかのようなトランスフォームっぷりですが、こういう変形って、ついついワクワクしてしまうものです。最高!もっとやれ!
そして、棺桶をトランスフォームさせるデモリッションショットの中でも、特に私のテンションをブチ上げたのが、こちらのドゥームズレイン。
この技は、棺桶をロケットランチャーに変形させて敵を砲撃するというものなんですが、これはよくないですね。この構え方はあまりにもこっちのツボを押さえすぎてます。
これは映画『デスペラード』で使用されたことで知られる撃ち方で、俗に “デスペラード撃ち” と呼ばれているもの。別ゲーを持ち出してしまって恐縮ですが、名作アクションゲーム『GOD HAND』でもこの撃ち方が使われていたのが印象的ですね。
たったこれだけのことでテンションが上がってしまう私がチョロいだけなのかもしれませんが、『GUNGRAVE』の設定や雰囲気が好きな方は、デスペラード撃ちも大好物なのではないでしょうか。
ちなみに、あとから調べてみたところ『GUNGRAVE』のキャラクターデザインを担当された内藤泰弘氏の漫画『トライガン』にも、デスペラード撃ちをするキャラクターが登場するとのこと。もしかすると『デスペラード』というよりは『トライガン』を意識して、この撃ち方が使われている……のかもしれません。
さて、敵に強力な攻撃を叩き込み、大ダメージを与えられるというのはもちろんですが、デモリッションショットで重要なのは、発動後にグレイヴのHPを回復させることができるということ。実はこのデモリッションショットが『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』における貴重な回復方法なのです。
私のようなケチ臭い人間ですと、なにかしらのゲージを消費して繰り出すアクションゲームの必殺技をついつい温存してしまい、最終的にまったく使うことなくゲームを終えてしまったりもするのですが、本作では威力絶大の攻撃手段と回復手段がデモリッションショットという形で同一になっているため、デモリッションショットを使わざるを得ない場面に頻繁に出くわします。
そこで実際にデモリッションショットを使ってみると、意外と短時間でその発動に必要なポイントも貯まっていくということがわかりました。DNAを使ってグレイヴのステータスを強化し、デモリッションポイント上限を上げておけば、敵に対して湯水のごとく必殺技を使用し、デモリッションショットのフルコースをお届けするなんてこともできるのです。
また、Nintendo Switch版の新機能として追加されているのが「ランショット」と「フルブレイクシステム」。ランショットは走りながら撃つことでより敵を倒しやすくなり、フルブレイクシステムは敵への攻撃力が上がります。とくにフルブレイクはレベルが上がる毎に射撃スピードも上がり銃で破壊的な打撃を放てるため、デモリッションショットとはまた違う爽快感がありました。
さて、先ほども触れましたように、本作では弾切れという概念がなく、ボタンを押しっぱなしで弾が出っぱなし。それは爽快感のあるものではあるのですが、同時にゲームが単調になりやすいという問題点も孕んでいるもの。そのなかでこのデモリッションのシステムをはじめ、本作ではゲームが単調にならないようにする工夫が随所に見られます。
例えば、デモリッションポイントを消費することで発動するフューリーモード。このモードによりグレイヴの攻撃力を上げることができ、戦闘がよりスムーズになります。画面左上のドクロの表情が大きく変化するのもいいアクセント。
その他にも、遠距離にいる敵を掴んで至近距離にまで近づいて直接殴りつけて攻撃するグラブやプレイヤーがステージ内で迷わないように表示されるナビゲーション、テンションの上がるヘビーメタルな戦闘BGMといった要素が、戦闘のテンポ感を損なわない一助となっています。
そして、本作で操作できるキャラクターがグレイヴだけではないということも、本作の彩りを豊かにしている理由の1つであるように思います。
グレイヴ以外の操作キャラクターとしては、初代『GUNGRAVE』で初登場した、グレイヴのかつての舎弟でもある殺し屋の九頭文治や、本作のグレイヴの相棒役であるクォーツなどが登場。彼らは、最初からプレイアブルキャラクターというわけではなく、ストーリーを進めていくことで操作可能となります。
当然、キャラクターが変わればアクションも変化。文治は手に持った二丁拳銃を乱射するという、それなりにグレイヴと近い戦闘スタイルですが、クォーツの戦闘は拳法を用いて敵に殴りかかる近接戦闘がメインという中々のストロングスタイル。それ故に、グレイブや文治よりも接近戦の機会が多くなるため、その戦法は彼らのそれとは大きく変わってきます。
それにしても、金髪ツインテールでオッドアイで拳法使いなクォーツを見ていると、『GUNGRAVE』というゲームシリーズが、1人のキャラクターに対してこれでもかというくらいに設定を盛り付けるゲームであることが、手に取るように分かります。こういったキャラクター設定もまた、本作が独自の魅力を放つ理由の1つ。
……まぁ、主人公のグレイヴからして、二丁拳銃持って棺桶を背負った記憶喪失の眼鏡の一度死んでいる寡黙な殺し屋ですから、なにを今さら改まってという話ではあるんですが。
また、Nintendo Switch版の有料DLCには、ロケットビリー・レッドキャデラック、ハリー・マクドゥエル、クォーツ、イェンセン・ザ・ブーストマスターが含まれていることも発表されています。過去作から遊んでいる人は見逃せないのではないでしょうか。
さて、話は大きく変わりますが、本作ではお楽しみ要素のひとつとして、グレイヴというキャラクターを形作った初代『GUNGRAVE』を彷彿とさせるグラフィックで遊べる、カートゥーンモードも実装されています。
画像ではその違いがやや分かりにくいかもしれませんが、実際にプレイをしてみるとかなりテイストが違うことが分かります。昔懐かしい感触を体験したいとき、ちょっと気分を変えてみたいときに使ってみるのがいいのではないでしょうか。
さて、ここまで『GUNGRAVE G.O.R.E Ultimate Enhanced Edition』とその魅力についてお話してきましたが、本作は、クールさ、派手さ、カッコよさにかなりの重きを置いたタイトルであることが、ゲームの至る所で感じられました。
なにかに一点突破し、そこへ向かって振り切っている作品というのは、ただそれだけでも魅力的に映るもの。是非ともこの機会に、その世界観やド派手な戦闘を楽しんでみてはいかがでしょうか。